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IS拘束生活の地獄…奇跡的な生還を映画化『ある人質』公開決定

一人の写真家と家族の戦いを追う『ある人質 生還までの398日』
一人の写真家と家族の戦いを追う『ある人質 生還までの398日』 - (C) TOOLBOX FILM / FILM I VAST / CINENIC FILM / HUMMELFILM 2019

 過激派組織ISの人質となり、後に生還した写真家の実話を映画化した『ある人質 生還までの398日』が、2021年2月19日より公開されることが決定した。発表に合わせて、日本版ポスタービジュアルも公開された。

 本作の主人公は、ISの人質となりながら、奇跡的に生還を果たしたデンマーク人写真家ダニエル・リュー。戦争の中の日常を世界に伝えようと、内戦中のシリアに渡り拘束された24歳の若き写真家は、拷問と飢えに苦しみながら、地獄の日々をいかにして耐え抜いたのか。そして、それまでごく普通の生活を営んでいた家族は、彼を救出するためにいかなる方法を実践したのか。実話を基に、彼らの398日間を描き出す。

『ある人質 生還までの398日』ポスタービジュアル

 原作は、ジャーナリストのプク・ダムスゴーが、ダニエルの体験を元に書き下ろしたノンフィクション「ISの人質 13カ月の拘束、そして生還」(光文社新書刊)。主人公のダニエルは、2017年のベルリン国際映画祭で、若手俳優を称えるシューティング・スター賞に輝いたエスベン・スメドが演じる。

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 監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009)で世界に名をとどろかせたデンマークのニールス・アルデン・オプレヴ。俳優のアンダース・W・ベアテルセンが共同監督を務めた。脚本は『悪党に粛清を』(2015)、『ダークタワー』(2017)などのアナス・トマス・イェンセン。(編集部・入倉功一)

映画『ある人質 生還までの398日』は2021年2月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町にて公開

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