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ディーン・フジオカ、減量でセリフ覚えに苦戦…!

撮影の苦労を語ったディーン・フジオカ
撮影の苦労を語ったディーン・フジオカ

 俳優のディーン・フジオカが10日、都内で行われた日曜劇場「危険なビーナス」(TBS系、毎週日曜よる9時・初回25分拡大)の制作発表会見に出席。長セリフの多かった本ドラマの撮影中、減量などの影響でセリフが頭に入らず苦労したという撮影の裏側を明かした。

主演の妻夫木聡をはじめ美しい4人!【写真】

 東野圭吾の同名ミステリー小説をドラマ化した本作は、獣医の手島伯朗(妻夫木聡)が、「弟の妻」を名乗る謎の美女・矢神楓(吉高由里子)と共に、失踪した異父弟・矢神明人の行方を追ううちに、名家・矢神一族の遺産争いに巻き込まれていくラブサスペンス。会見にはディーンのほか、主演の妻夫木をはじめ、吉高、中村アンも出席した。

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 ディーンは本作で、矢神家の養子で、商才があり、伯朗を見下し対立する矢神勇磨を演じる。役について問われると、「悪いやつですよ。やっていて心配になります。セリフで『負け犬!』って伯朗を罵ったりもするんですけど、なかなかこのセリフないなって思います」と照れ臭そうにコメント。一方で、「悪役はめっちゃ楽しいです」とも述べ、「やりすぎてしまわないように気をつけています。下品にならないようにと。嫌悪が出るまでやると、勇磨のキャラクター、生い立ち、人生の背景が生きてこなくなるので」と注意をしつつ役づくりしているのだとか。

 1話では伯朗と対峙する中、伯朗にやられ気味だとも語る。「勇磨の方が圧倒的で、伯朗がいじめられている感じのはずだけど、撮影していると勇磨がいじめられているみたいにも感じて。1話は伯朗にとことんやられました」と振り返ると、妻夫木はこれに「そんなことないですよ。僕の方が罵られていますよ」と笑顔で対抗していた。

 その妻夫木とは同い年であるといい、「これまでなかなか同い年の人と共演する機会がありませんでした。僕はもともと日本ではないところから俳優をスタートさせたんですけど、妻夫木君もいろんなところでお仕事されていて、地球規模の話題でも、わかるって共感できる話をたくさんできた」と馬が合ったとのこと。妻夫木も「気を遣わずお互い撮影に入れた」とディーンに好印象を持っていたという。

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 ディーンは一方、本作の撮影中、ハードな減量に取り組んでいた。「クランクインの時、僕は3作品同時に撮影していたんです。もう一つの映画の撮影で減量しないといけなくて、食事を削って、糖質制限などをしていたんですけど、勇磨がずっとしゃべっている長セリフのシーンでは、糖質が足りなくなっていたせいか、セリフが頭に入らなくなってしまって。これ終わらないんじゃないかって。そんな日がありました」と反省していた。

 「久しぶりにひやっとしました。でも、(共演者やスタッフなど)みなさんの温かい応援のもと、無事に終えることができました」というディーンは「みなさんと一緒に作品を作っていることがその時に実感できました。自分がやりやすい環境を作っていただけた」と共演者らに感謝の気持ちを述べていた。(取材・文:名鹿祥史)

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