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本郷奏多、岡田健史と共演の「大江戸もののけ物語」に自信

本格アクションにも挑んでいる本郷奏多
本格アクションにも挑んでいる本郷奏多 - 提供:NHK

 俳優の本郷奏多が、NHKのBSプレミアムで放送中の特集ドラマ「大江戸もののけ物語」での岡田健史との共演、そして本作で見せる本格アクションについて語った。

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 同作は、気は弱いが心は優しい旗本の次男坊・新海一馬(岡田)と妖怪・天の邪鬼(本郷)が出会う時代劇作品。特殊メイクで妖怪役に挑んだ本郷は「今回は全編、京都での撮影で、セットも非常にこだわって作っています。見応えのある人情時代劇となっています」と自信を見せる。

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 「岡田さんとは今回初めてご一緒させていただいたんですが、誰に対しても態度を変えることなく、本当に礼儀正しい好青年。すごく好感の持てる役者さんでした」と切り出すと、「毎日、笑顔で話しかけてくれて。すごく仲良くしておりました」と振り返る。さらに「お芝居をしている時も、ものすごく集中力があります。カメラがまわっていない時も、ひとりでイメージトレーニングをしていて。少しでもいいものを提供しようという姿勢が常に感じられました。若いのに才能があって、すてきな役者さんです」と惜しみない称賛を送った。

 時代劇ながら、妖怪と人間が絆を深めていく「バディードラマ」のテイストをかもし出している。最初は人間なんて信じられないと思っていた天の邪鬼だが、「一馬との絆が生まれていくうちに、人間ってそう悪い人間ばかりでもないのかなという迷いが生まれてくるんです。僕(天の邪鬼)と一馬の関係性において、人間を信じていいのかなと思うようになる心の動きが見どころ」。「やはり一馬という人間が非常に愛すべきキャラクターなので。それによって物語が動いているのかなと思います」と付け加えた。

 さらに本作では本郷が挑んだ本格アクションも見どころとなる。「僕は普段、著しく戦闘能力が低い役ばかりやってきたんですが、今回は割と強めの身体能力を持っている役だったので、すごくうれしかったですね(笑)」と話すと、「普段は戦いのシーンがあったとしても、だいたい弱い役なので。頑張っている男の子とかを見ていると、偉いな、頑張っているなと思っていたのですが、今回は(逆に)そう見られているかもなと思いました」と笑ってみせた。

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 アクションをやってみて、「みんなこういう気分で今まで剣を振っていたのか」と発見があったそう。「アクションシーンって、実は考えることが多くて。すごく難しいお芝居。見え方も大切ですし、撮影を安全に進めるためにもお互いの距離感や、安全性を確保しなきゃいけない。一瞬で考えなければいけない要素が多いんです。単純な運動神経だけじゃない、クレバーさがすごく求められる」と話した。「身体を動かすことは好きなので、今後も機会があれば、いろいろとチャレンジしていきたいなと思います」と意欲を見せた。(取材・文:壬生智裕)

「大江戸もののけ物語」はBSプレミアムにて毎週金曜に放送中

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