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“赤狩り”主導したジョセフ・マッカーシーの映画始動

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ジョゼフ・マッカーシー
ジョゼフ・マッカーシー - Bettmann / Getty Images

 米ソ冷戦期に、米国の脅威となる共産主義者を排除しようとした“赤狩り”を主導した元米国上院議員ジョセフ・マッカーシーを描く映画『マッカーシー(原題)/ McCarthy』の製作が始動していることが、Deadlineによって明らかになった。

【作品写真】ヴァーツラフ・マルホウ監督作『異端の島』

 本作は、映画『異端の鳥』(2019)のヴァーツラフ・マルホウがメガホンを取り、脚本は映画『ヒットマンズ・ボディガード』のトム・オコナーが執筆。冷戦期に共産主義者の排除、同性愛者の弾圧などを行った元米国上院議員のジョセフ・マッカーシーが、その中傷的な戦術と根拠のない申し立てが上院の品位を損ね、批判を生む行動をしたとして、けん責決議が可決されるさまを描く。

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 製作は、ラヴァ・ベア・フィルムズ、ライオンズゲイト、ジョン・ウェルズ・プロダクションが担当し、CAA・メディア・ファイナンスが製作資金を捻出する。

 マルホウ監督は、ホロコーストをモノクロで描いた『異端の島』が昨年のベネチア国際映画祭に出品された。(細木信宏/Nobuhiro Hossoki)

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