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柳楽優弥、カメレオン俳優の評価を欲しがる!?

福田雄一監督との撮影を振り返った柳楽優弥
福田雄一監督との撮影を振り返った柳楽優弥

 俳優の柳楽優弥が18日、都内で行われた映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』ブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信記念トークイベントに福田雄一監督とともに出席した。劇中では、真選組“鬼の副長”土方十四郎と、“ヘタレオタク”のトッシーという別人格のキャラクターを演じ分けた柳楽が「その差はしっかり出さないといけませんから」と演技の幅をアピールすると、福田監督から「カメレオン(俳優)押してくるね」と鋭いツッコミを受けて会場の笑いを誘っていた。

柳楽優弥&福田雄一監督、爆笑トークで盛り上がり!【写真】

 柳楽が口にしたように、『銀魂2』では鬼の副長とオタクのトッシーという対照的な2役が入れ替わる難役に挑んだ。福田監督からもとても細かく演出を受けたとのことで「とても大切な役だったので、しっかり演じ分けなければいけないと思いました」と気を引き締めて撮影に臨んだようだ。福田監督からの愛のあるツッコミに柳楽は「今日はカメレオン(俳優)押ししようかなと思って」と照れながら答えていた。

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 ディスクの特典映像には、坂田銀時(小栗旬)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)ら万事屋メンバーの前で人格が入れ替わるシーンのメイキング映像が収められているが、このシーンで初めて柳楽は福田監督から“自由演技(アドリブ)”を許可されたという。柳楽は福田監督とタッグを組んだ2014年のドラマ「アオイホノオ」で主演を務めたが、その際は共演者たちがアドリブ満載の演技をするなか、柳楽にはそれが許されなかったことを明かした。

銀魂2 掟は破るためにこそある
再タッグに期待を寄せる柳楽優弥と福田雄一監督

 そんな過去を経ての念願ともいえる自由演技が許され、柳楽はのびのびとアドリブを堪能。この日、橋本や小栗が笑ってしまって没になったシーンなどが場内に流されると、会場は大爆笑に包まれた。そんななか柳楽は懐かしそうに「アオイホノオ」の話を振り返りながら、福田監督に「『アオイホノオ2』やりたいです!」と直訴すると、福田監督も「11月に(原作者の)島本(和彦)のところに行ってきたから。でもヤスケン(安田顕)さんが大学生(役を)できる若さをどこまで保てるかだな」と続編に色気を見せていた。

 また、この日は一般ファンが自主的に会場に詰め掛けた人々にサイリウムを配るというサプライズが行われていたようで、そのことを知った柳楽と福田監督は「すごい感動した」と口にした。そして、そのファンを壇上に招いてサイリウムやポスターにサインをして手渡すという一幕もあり、イベントは終始、大盛り上がりだった。(磯部正和)

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