北川景子主演『スマホを落としただけなのに』など注目作7選！

　北川景子が主演を務めたSNSをめぐるミステリーやスパイダーマンの宿敵が大暴れするSFアクションなど今週公開の注目映画を紹介する。（編集部・大内啓輔）

人気ミステリーシリーズが実写映画化！

『ビブリア古書堂の事件手帖』11月1日公開

　シリーズ累計発行部数が640万部を突破している三上延による人気小説シリーズの実写映画化。鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」の店主・栞子と、過去の出来事から本が読めなくなった青年・大輔が、古書にまつわる謎を解き明かしていく。黒木華と野村周平が主演を務め、成田凌、夏帆、東出昌大らが共演する。監督を『幼な子われらに生まれ』などの三島有紀子が務めた。

スパイダーマンの宿敵・ヴェノムが大暴れ！

『ヴェノム』11月2日公開

　スパイダーマンの宿敵で、凶悪なダークヒーロー・ヴェノムの誕生と戦いを描くSFアクション。ジャーナリストのエディ（トム・ハーディ）が違法な人体実験を行う財団の真実を追うなかで地球外生命体に寄生され、ヴェノムとして戦う姿を描く。『ゾンビランド』『L.A. ギャング　ストーリー』などのルーベン・フライシャーがメガホンを取った。

マイケル・ムーアが親トランプ派に突撃取材！

『華氏119』11月2日公開

　2016年の米大統領選、共和党のドナルド・トランプは、アメリカ合衆国大統領選挙で民主党のヒラリー・クリントンを破り、第45代大統領の当選が確定する。取材対象へのアポなし突撃取材のスタイルで知られるドキュメンタリー作家のマイケル・ムーア監督がトランプについて取材を敢行し、アメリカの医療健康管理、自動車産業、学校での銃乱射事件などの問題を浮き彫りにしていく。

あなたの命も狙われる…！SNS社会を描くミステリー

『スマホを落としただけなのに』11月2日公開

　志駕晃の同名小説を原作に、恋人の富田（田中圭）がスマートフォンを紛失したことで、不可解な出来事が主人公の派遣社員・麻美（北川景子）のまわりで起こるさまを描くSNSミステリー。共演者に成田凌、千葉雄大、原田泰造が名を連ねている。メガホンを取ったのは『リング』などの中田秀夫監督。

『シャークネード』シリーズの第6弾！

『シャークネード　ラスト・チェーンソー 4DX』11月2日公開

　サメが雨のように降り注ぐ未曾有の天変地異「シャークネード」を描く人気ディザスター映画の第6弾。主人公フィンが時空を超え、シャークネードによって失ったものを取り戻すために奮闘する姿が描かれる。シリーズ5作を監督したアンソニー・C・フェランテが続投するほか、アイアン・ジーリング、タラ・リード、カサンドラ・スケルボ、ヴィヴィカ・A・フォックスなど過去作の出演者が名を連ねた。

志尊淳、佐野勇斗らイケメン若手が集結！感動の青春ストーリー

『走れ！T校バスケット部』11月3日公開

　2007年に刊行後、シリーズ化もされた松崎洋の人気小説を映画化。弱小バスケットボール部のメンバーの成長を通して、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の想いなどを描き出す。バスケ部の高校生たちを志尊淳、佐野勇斗、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿ら旬な若手イケメン俳優陣が演じ、本格的なバスケシーンも見どころとなっている。早見あかり、竹内涼真、千葉雄大も出演。

是枝裕和監修！気鋭作家が社会問題に切り込む5つの物語

『十年 Ten Years Japan』11月3日公開

　『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督が総合監修を務めたオムニバス作品。香港発の映画『十年』をもとに、社会問題に根ざす5つの物語が各視点で展開する。是枝監督が将来性などを重視して新鋭監督5名を選出。杉咲花をはじめ、田中哲司、太賀、池脇千鶴、國村隼らが出演者として名を連ねる。