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安藤サクラ、朝ドラで10代にも挑戦「存分に楽しみたい」

「まんぷく」完成試写会に登壇したヒロイン役の安藤サクラ
「まんぷく」完成試写会に登壇したヒロイン役の安藤サクラ

 女優の安藤サクラが4日、10月1日よりスタートするNHKの連続テレビ小説「まんぷく」完成試写会に出席し、「ヒロインは地獄のように大変」という印象があったという朝ドラの撮影に臨んだ心境を明かした。この日、会見は最初に大阪局で行う予定だったが、台風21号の影響によって中止となり、東京局で第1話が初お披露目されることとなった。

【写真】安藤サクラ&長谷川博己「まんぷく」夫婦役ツーショット

 戦前から高度経済成長期にかけての激動の時代を舞台に、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の軌跡を描く本作で、安藤はヒロインの福子にふんしている。

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 撮影の手応えについては「朝ドラをやる前は『ヒロインは地獄のように大変』という印象があったけど、実際に入ってみたら、こんなにハッピーな時間はあるかというくらい幸せな時間」と満面の笑み。「自分たちの楽しい熱量が、電波を通して皆さんの日常に届くことを意識しています」と撮影時に胸に抱いている思いも明かした。

 朝ドラと言えば、役の長い人生を演じることも話題になるが、「10代を演じることに関しては悪あがきせず、『笑ってください。すいません、32歳です……』という気持ちです」と恐縮しながらも、「こんなチャンスはなかなかないので、存分に楽しまなければいけないと思いながら日々やっています」と、とにかくポジティブに取り組んでいる様子。

 この日は、夫・萬平役の長谷川博己真鍋斎チーフプロデューサーも来場。安藤は「長谷川さんのずっとファンだった」と打ち明けると、「自分の想像とは全然違うところからピョンと萬平さんの反応が飛んでくるので、いつもとっても楽しい。お腹がちぎれるんじゃないかというくらい笑っています」と長谷川との絡みをうれしそうに話していた。

 また、安藤は「最近災害が多くて、自分が大阪に行ってから震災もありましたし、子供を産んで、そういう時の感じ方が変わりました」と母親になったからこその心境の変化も吐露していた。(取材・錦怜那)

連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日~平成31年3月30日放送(全151回)

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