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『ジュラシック・ワールド』新作、オーウェン&クレアの葛藤!本編映像

オーウェンとクレアが恐竜への責任について語り合う
オーウェンとクレアが恐竜への責任について語り合う - (c) Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. and Legendary Pictures Productions, LLC.

 日本でも大ヒットスタートしたシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』から、主人公のオーウェンとクレアがそれぞれに恐竜への責任を感じながら葛藤する姿を垣間見ることができる本編映像が公開された。

オーウェンとクレアの葛藤!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』本編映像

 『ジュラシック』シリーズ新3部作の2作目にあたる本作は、テーマパーク「ジュラシック・ワールド」が崩壊した前作から約3年後を舞台に、テーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と恐竜行動学の専門家であるオーウェン(クリス・プラット)が、火山噴火が迫る島から恐竜を救い出そうと決意したことで巻き起こる大騒動を描く。

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 今回公開されたのは、オーウェンとクレアが、閉じ込められた檻のなかで、最初に恐竜を見たときについて話すワンシーン。かつては「ジュラシック・ワールド」の運営責任者として、観客を巻き込む史上最悪の大事故を巻き起こしたハイブリット恐竜インドミナス・レックスの育成計画にも関わっていたクレアと、パーク開園当時ヴェロキラプトル4姉妹の調教師として活躍し、恐竜との意思疎通が可能なものであると証明してしまったオーウェン。クレアは「まるで奇跡を見てる気がしたわ。本で絵を見て、博物館で骨格は見ていたけれど、神話だと。目の前に生きた本物が……」と語りながら、隣の檻でどこにでもいる普通の動物のように親子で身体を寄せ合うトリケラトプスの姿を横目に見て、どこか悲しげな表情を浮かべる。するとオーウェンは「自分を責めるな。俺の責任だ」と優しく声をかけるのだった。前作での2人の行動が今作のストーリーにも大きな影響を与えている。クレアとオーウェンがそれぞれ、恐竜に対する責任を感じながら、恐竜たちの生死を自然にゆだねるべきなのかと葛藤する姿が今作では描かれている。

 恐竜に対して背負う責任について、クレア役のブライスは「彼女はどうにも取り返しのつかない間違いを犯してしまったの。それでもクレアは、歴史の正しい側につきたいと願っている。それが彼女の大義でありミッションなの」と明かす。一方で、オーウェンを演じたクリスは「オーウェンは自分の気持ちを納得させることはできない、前に進んで、自分の人生を生きることしかできないと信じている。クレアのように罪の意識の中に自分を埋没させるのは間違っていると考えているが、彼らが経験したことを全く無視することも間違っているとオーウェンは思っている。だから、2人はお互いを必要とするんだ。あの2人のキャラクターは互いに惹かれ合い、一緒にいる運命なんだよ……」とそれぞれの立場を説明しつつ、その間にほのかに存在する2人の特別な絆について語った。

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 また、前作で監督・脚本を務め、今作では脚本と製作総指揮を担当しているコリン・トレヴォロウは、前作から3年の時が経った2人について「数年後にクレアがどこにいるだろうか、ということを私たちは何度も考えた。その時に彼女が罪の意識や後悔、責任をどう感じているかということ、それが原因で彼女が行動を起こすであろうこともたくさん話し合った。恐竜たちを救わなくてはと最も責任を感じているのは彼女だからね。そしてその反対側には、オーウェンがいる。彼は過去の戦争において動物たちが使われていたことを知っている。そして恐竜たちもまた同じ目的で使われてしまう可能性があることも知っているんだ」と話していた。オーウェンとクレアがどのような道を選ぶのか、2人を中心に描かれる人間ドラマにも注目したい。(編集部・石神恵美子)

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は全国公開中

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