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『オーシャンズ8』ファッションの祭典メットガラのシーン撮影秘話!

なんとメトロポリタン美術館で2週間かけての撮影を敢行!
なんとメトロポリタン美術館で2週間かけての撮影を敢行! - (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 史上最強の犯罪プロフェッショナルチームの活躍を描く『オーシャンズ』シリーズの最新作『オーシャンズ8』から、ハイライトとも言うべく、強盗計画の舞台となるファッションの祭典メットガラでのシーンの撮影秘話が明らかになった。

映画『オーシャンズ8』本予告編

 ジョージ・クルーニーブラッド・ピットら男性キャストの豪華共演で話題を呼んだ『オーシャンズ』シリーズを、新たにオール女性キャストで描いた最新作。カリスマ窃盗犯ダニー・オーシャン(ジョージ)の妹デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)を中心に結成された新生オーシャンズが潜入を試みるのは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館で毎年開催されている世界最大のファッションショー・メットガラだ。

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どーん!女性版オーシャンズ! - (C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 豪華セレブが集うメットガラのオープニングイベントは“ファッション界のアカデミー賞”とも称される。撮影のために絢爛豪華な祭典の様子を再現し、このシーンでは、世界的なテニス・プレイヤーのマリア・シャラポワや、ラッパーのコモンなど、多くのセレブたちがカメオ出演しており、まさに映画の見どころにもなっている。そのメットガラのシーンの撮影のために、メトロポリタン美術館から映画史上最長の2週間という撮影期間の許可がおりたという。この前例のない特例に、本作で監督を務めたゲイリー・ロス監督は「もし実際にメットで撮影を出来なければ、この映画を完成させることは不可能でした。実際に内部で撮影できたことが大きな利点になりました」と語る。

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(C) 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 1870年に開館したメットは、アメリカ最大の美術館。創設以来、世界中から約5,000年分以上もの芸術品が集められており、世界を代表する美術館の1つでもある。当然ここでの撮影はとても厳しい制約の中行われたようで、午後5時半の閉館と共に撮影隊が入り、翌朝の開館数時間前には撤収するという過酷なものだったという。「メットでの撮影では、通常大掛かりなスタントで行うような安全確認を行いました。一つでも動きを間違えると、映画の製作費以上の損害を出してしまう可能性がありましたからね」。ロス監督はいかに緊張を伴う撮影であったかを強調した。

 メットでの撮影はキャストたちにとっても特別だったようで、犯罪チームのリーダー、デビー役のサンドラはメットガラのシーンの撮影時を“まるでナイト・ミュージアムのよう”と話したという。「テイクの合間に館内を歩き回り、それまで決してできなかったようなかたちで一つ一つの芸術品を見ることができました。撮影中の2週間は館内のあらゆるものを味わいました。メットでの撮影は天からの贈り物のようでしたね」。『オーシャンズ』シリーズだからこそ実現できた、ゴージャスなシーンに期待が高まる。(編集部・石神恵美子)

映画『オーシャンズ8』は8月10日より全国公開

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