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渋谷シネクイントが復活!大人が楽しめる劇場目指し再スタート

新たな場所で復活した渋谷シネクイント
新たな場所で復活した渋谷シネクイント

 一時休館となっていた渋谷のミニシアター・シネクイント(CINE QUINTO)の7月6日のオープンに先駆けた、関係者向けの内覧会が5日に行われた。

新生「シネクイント」フォトギャラリー

 シネクイントは、1981年に渋谷PARCOパート3内にオープンした多目的ホール「SPACE PART3」を前身とし、1999年7月に常設館としてスタート。『バッファロー'66』『下妻物語』『メメント』『ムカデ人間』など、ジャンルを問わない国内外の個性的な作品を数々上映。渋谷のミニシアターブームの一翼を担ってきたが、2016年8月に渋谷PARCOビル建て替えのため一時休館となっていた。

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 新生・シネクイントは、渋谷の映画館・渋谷シネパレス(5月27日閉館)を改装して復活。これまでの1スクリーンから2スクリーンの映画館(スクリーン1:162席、スクリーン2:115席)として生まれ変わった。

 大人の観客に親しまれたシネパレスのシックな内観・たたずまいは継承しつつ、渋谷で唯一となるペアシート、本格的なクラフトビールのサーバーを完備するなど、映画ファンの快適な居心地を追求。“渋谷で一番、人と楽しさを共有できる映画館”として、独自の存在感を見せることとなりそうだ。

 また、先代のシネクイントでも好評だった「チケットリターンシステム(シネクイントの座席指定券を提示すれば次回の映画料金を割引)」なども継続して実施。シネクイントの精神・長所は継承しつつも、新たな映画館としての価値観を創造するべく生まれ変わっている。

 こけら落とし作品は『最強のふたり』の監督コンビが手掛けた新作『セラヴィ!』と、エマ・ストーン主演の映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』の2本。その後も『クレイジー・フォー・マウンテン』『スターリンの葬送狂騒曲』『オーシャンズ8』『寝ても覚めても』といった国内外の作品の上映が決定している。

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シックな内装が広がる館内

 オープンにあたって、支配人の川嶋氏は「大人が楽しめるような劇場を目指しました。上映作品もみんなが観て楽しめるもの、作家性に頼るというよりは、喜怒哀楽を感じられるような作品を選んでいけたらと思っています。映画はみんなで観ると楽しいものだと思うので、観たい作品があったら是非ともご来場していただきたい」と呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)

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