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豊原功補、坂元裕二脚本の舞台を演出 吉村界人ら出演

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 俳優の豊原功補が、テレビドラマ「カルテット」(2017)「anone」(2018)などの人気脚本家、坂元裕二が戯曲を手掛けた舞台「またここか」の演出を務めることが、20日、わかった。ガソリンスタンドを舞台にした男女4人の会話劇で、吉村界人岡部たかし木下あかり小園茉奈が出演する。

【写真】坂元裕二が共同脚本を手掛けた2004年の大ヒット映画

 2017年紀伊國屋ホールで上演した芝居噺「名人長二」で企画、脚本、演出、主演の四役を務めた豊原が、旧知の仲だという坂元と初タッグを組む。「それでも、生きてゆく」(2011)、「最高の離婚」(2013)などの名作を生み続け、広瀬すず主演「anone」も記憶に新しい坂元が戯曲を書き下ろし。失踪した父親を捜す「俺」、その異母弟、彼と同じガソリンスタンドで働くアルバイトの女性、読者モデルの女性、4人の交流が展開する。

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 「俺」の異母弟にふんするのは、主演映画『サラバ静寂』『悪魔』のほか、『モリのいる場所』(公開中)やドラマ「スモーキング」(放送中)など出演作が相次ぐ注目の若手・吉村。自らの妄想におびえ、夜になると店に火を放つ夢を思い描くという役どころだ。

 そのほか、演劇プロデュース・ユニット「城山羊の会」の脚本・演出を担当する山内ケンジの舞台や映画などで知られる岡部が「俺」に、映画『あゝ、荒野』のヒロイン役で注目された木下あかりが「俺」に異母弟の存在を知らせる読者モデルに、ケラリーノ・サンドロヴィッチ主宰の劇団ナイロン100℃で活躍する小園が、物産展に行くことしか考えていないアルバイトの女性にふんする。(編集部・石井百合子)

「またここか」は9月28日~10月8日、DDD青山クロスシアターにて上演(7月7日よりチケット一般発売開始)

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