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アリシア・シルヴァーストン、新ドラマは多くの主婦が共感できる内容

左から、製作総指揮カイル・リチャーズ、女優のジェニファー・バーテルズ、ミーナ・スヴァーリ、アリシア・シルヴァーストーン
左から、製作総指揮カイル・リチャーズ、女優のジェニファー・バーテルズ、ミーナ・スヴァーリ、アリシア・シルヴァーストーン

 映画『クルーレス』のアリシア・シルヴァーストーンと映画『アメリカン・ビューティー』のミーナ・スヴァーリが、新作テレビシリーズ「アメリカン・ウーマン(原題) / American Woman」について、共演者のジェニファー・バーテルズ、製作総指揮のカイル・リチャーズと共に、6月6日(現地時間)、ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

【写真】強烈な印象を残した『アメリカン・ビューティー』でのミーナ

 本作は、1970年代のアメリカ、フェミニズム運動が推進されていた時期に、夫と離婚し、2人の娘を抱えるボニー(アリシア)が、友人キャスリーン(ミーナ)とダイアナ(ジェニファー)に助けられながら、女性として独立していく姿を描いたドラマ。

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 自身も女優として活躍しているカイルは、母親との半生を基にした本作を、パーソナル・プロジェクトだと語る。母親が病気を患ったときに、彼女との過去を振り返ったことがきっかけだったそうで、「彼女がどんな人物で、わたしをどのように育て、さらにどんな出来事が今の彼女を形成させたのかということを振り返ったの。その思いを書き出して、何か形にしようと思って製作したがこのドラマよ。だから、わたしの母のストーリーを(本作を通して)共有したいと思っているの。ある意味で、母へのラブレターだわ」と明かした。

 アリシアは自身が演じたボニーについて、「彼女は夫にプレゼントをするために、彼にお金を要求する必要があるの。それが彼女の現実で、彼女自身がその(専業主婦の)仕事を決断してきた。当時は、(家事を夫に頼る妻も少なく)完全な仕事だったため、彼女は全ての夢を諦めなければいけなかったのよ。でもある日、ボニーは夫に『お前は頭を下げていれば良い。僕は夫で、僕がルールを決める』と言われるの。1970年代において、それは全然アブノーマルなことではなかったけれど、ボニーは勇気を持って行動し始めることにするのよ」と説明。時代が変わっても、多くの主婦にとって共感できる内容になっていると語った。

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 そんなボニーを支える友人を演じたダイアナ役のジェニファーは、本作を通して視聴者に「自分自身を理解してほしい」という。「このドラマでは、3人の女性がさまざまな体験をして、自分の声を見つけ出していくの。(この3人には)最も悪いことが発覚してしまうけれど、それでも強い女性(友人)に囲まれながら、誰にも依存せずに、自分でやり遂げようとする。それはどんな時代でも、意味のあることだと思うわ」。

 また、同じく、友人のキャスリーンを演じたミーナは、本作の見どころを「(本作は)障害に直面するわたしの母をほうふつさせ、その当時の女性がどんな立場だったかを考えさせられたわ。自分自身の人生も見つめ直したし、本作には議論の余地があることも素晴らしいのよ」と語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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