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深キョン妊活ドラマ、子供を「産む」「産まない」派のバトルが壮絶

「隣の家族は青く見える」で妊活に挑むヒロインを演じる深田恭子(写真は2016年撮影)
「隣の家族は青く見える」で妊活に挑むヒロインを演じる深田恭子(写真は2016年撮影)

 25日に放送された深田恭子主演の連続ドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系・毎週木曜夜10時~)第2話で、真飛聖演じる子2児のママ・小宮山深雪と、高橋メアリージュン演じる結婚間近の杉崎ちひろが子供を「持つ」「持たない」を巡って壮絶なバトルを繰り広げた。

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 深雪の夫・真一郎(野間口徹)が失業中にあることが五十嵐夫婦(深田&松山ケンイチ)にバレ、ちひろが婚約者の亮司(平山浩行)が息子と一緒にいるところを目撃するなど、コーポラティブハウスの面々の秘密が徐々に露呈してきた第2話。

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 「子供を産まなくてもいい」を条件に亮司との結婚を決めたネイリストのちひろと、「女性は子供を産んでこそ一人前」と主張する主婦の深雪。第1話でハウスの住人が対面した時点ですでに火種がくすぶっていた2人だったが、第2話で両者の食い違い、確執が決定的なものに。

 事件が起きたのは、深雪が計画したバーベキューパーティー(定例になる模様)の時。ちひろははなから参加しないつもりだったが、亮司の“秘密”を知り動揺した様子で、気晴らしのつもりなのか途中参加することに。しかし、深雪がちひろに「お二人ともそろそろ真剣に子づくりした方がいいと思うのよね」と何気なく話した途端、ちひろは張り詰めていた糸が切れたかのように「(少し間を開け)子供つくらないと何かまずいんですか?」とつぶやき、深雪への不満が爆発。

 「小宮山さんのいうことを聞いていると、子供をつくらない女は価値がないみたい」と不快をあらわにするちひろに対し、「女性はその存在だけで十分価値があると思っている。でもその価値を最大限に使って社会に貢献しないともったいない」というのが深雪の言い分。しかし、ちひろの怒りは一層エスカレートし「子供をつくって少子化に歯止めをかけること“だけ”が女性にできる社会貢献ではない」「産休をとる女性社員の穴は男性社員や独身者、子供のいない既婚者が埋めている。働いているというだけで十分社会貢献しているのに他人の尻ぬぐいまでしているのだから文句を言われる筋合いはない」とブチ切れ。

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 深雪が「出産して子育てする女性が産休制度を利用するのは当たり前の権利であって、あなたもいずれ子を持つのだからお互い様」と言い返すも「子供を持つ持たないも権利であって義務じゃない。あたしは子供嫌いだし、母親になんて絶対なりたくない。自分の物差しだけで他人をはかるな!」とまくし立て、バーベキューパーティーは最悪なムードに……。

 最後は深田演じる妊活中の奈々が「子供がいる人いない人、働いている人働いていない人、みんな違っててもいいじゃないですか」と2人の間に割って入ったことでバトルに終止符が打たれたが、深雪&ちひろの確執を通して描かれる現代の女性を取り巻く問題は、今後も多くの視聴者に波紋を呼びそうだ。(編集部・石井百合子)

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