話題の美女戦士…ワンダーウーマン“鷹の爪”参戦でどうなる!?
低予算アニメとして名高いFlashアニメ「秘密結社 鷹の爪」と、バットマンやスーパーマンらDCコミックスのスーパーヒーローたちとが、まさかのコラボレーションを遂げたことが話題の映画『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』。実写映画が話題沸騰中の“ワンダーウーマン”も登場するが、鷹の爪の世界ではどんな活躍を……？
SNS上では、配給会社やファンからも「予算大丈夫？」と何かと金銭的な心配をされているこの格差コラボ。公式から発せられる情報、関係各所の公式Twitterまで、何かと予算がらみのネタがあふれている。公開中の予告編では、おなじみのぬくもりを感じさせる絵柄だけでなく、臨場感たっぷりのアクションシーンも披露され、ファンの予算についてのさらなる不安をあおりつつも「バカすぎて最高」「これは爆笑不可避の大作www」「ヤバい、ヤバい、ヤバい。楽しみすぎてヤバい」「いいぞもっとやれ」などと絶賛の声（？）が相次いでおり、期待の高さがうかがえる。
そんな中、気になるのがワンダーウーマンの存在。「美しく、ぶっ飛ばす」というフレーズが印象的な映画『ワンダーウーマン』が世界中で盛り上がりを見せ、ガル・ガドット演じる強く美しい戦士のイメージが定着したこの時、『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』版ワンダーウーマンは、吉田くんや総統たち鷹の爪団と一緒になり、どのような化学反応を起こすのか。
本作では、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンらDCコミックスのヒーローたちによるドリームチーム、ジャスティス・リーグが東京に出現したら、というミラクルな設定が実現。ここに登場するワンダーウーマンは、冷静なツッコミ担当……？ いきなり喝を飛ばしたり、“お母さん”と呼ばれて思わず怒りの右ストレートを炸裂させたり、髪形とメイクが古臭いと指摘されたり、すっかり鷹の爪ワールドに翻弄されてしまうのだ。
一方で、美麗なバトルシーンも期待できるのが今作。ワンダーウーマンだけでなくスーパーマンたちも動く！ 動く!! まるで鷹の爪ではないかのようなアクションシーンの連発！ しかも、ワンダーウーマンの武器の一つ・真実の投げ縄もバトルシーンでの武器としてのみならず、ちゃんと本来の役割である“真実を語らせる”という能力を使うために登場するのだとか。
そして、忘れてはいけないのが、ワンダーウーマンに声をあてる声優・松本梨香の美声！ 吉田くんたちだけでなく、仲間であるスーパーマンたちへも勢いのあるツッコミを繰り出していくさまは、さすがと言ったところ。そのほかの声優陣も山田孝之（バットマン）、安田顕（ジョーカー）、知英（ハーレイ・クイン）、鈴村健一（スーパーマン）、浪川大輔（フラッシュ）、高木渉（サイボーグ）、中井和哉（アクアマン）ととんでもない顔ぶれが集結している。
ちなみに、10月21日公開の本作『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』の翌月には、映画『ジャスティス・リーグ』の日本公開が控えている。（編集部・小山美咲）
【ストーリー】
ジョーカー率いるヴィラン達が日本を急襲！ その狙いは、鷹の爪団の秘密兵器を奪い、悪用すること。いち早く危機を察知したジャスティス・リーグは東京に集結し、鷹の爪団と合流するが、その中にバットマンの姿はない。なんと彼は、ジャスティス・リーグを脱退していた！ しかし、鷹の爪映画の最大の弱点は予算。莫大なキャラクター使用料とハイクオリティーなアニメーション作画を要するジャスティス・リーグは、大富豪であるバットマンの資金援助なしでは満足にアクションを披露できず、ザコすら倒せない！ 果たして鷹の爪団とジャスティス・リーグは、自宅に引きこもっているバットマンを呼び戻せるのか？ そして、ジョーカーの野望を打ち砕くことはできるのか!?
