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広瀬すず&菅田将暉映画に松たか子!『アナ雪』エルサ役以来のアニメ声優

松たか子
松たか子 - (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 岩井俊二監督がメガホンを取って奥菜恵が主演した名作ドラマを、広瀬すず菅田将暉宮野真守らを声優に迎えてアニメーション映画化する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』に、女優の松たか子が参加することが明らかになった。松がアニメーション映画の声を務めるのは、2014年に公開されて大ヒットを記録した映画『アナと雪の女王』(最終興収254億8,000万円)のその後を描いた短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』(2015)のエルサ役以来となる。

【動画】映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』予告編

 本作はフジテレビのドラマ枠で放送され、1995年には劇場版も公開された岩井監督による青春ドラマ。今回は『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの新房昭之が総監督を務め、『モテキ』『バクマン。』の大根仁が脚本を務めている。海辺の町を舞台に、中学生のなずな(広瀬)と彼女に思いを寄せる典道(菅田)の繰り返される夏のある1日を描くラブストーリーだ。なずなは母親の再婚をきっかけに「かけおち」を思い立つのだが、松はその恋愛に奔放な母親の声を担当する。

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 なずなの母親は、繰り返す夏の1日の中で恋と冒険を繰り広げる2人にとっては「大きな壁」となる存在。オファーをもらった時に「私でいいんでしょうか?」と思ったという松は、「岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに『青春!』で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました」と語る。松は「アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです」としつつ、「なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば……と。でも『どこか似ている母娘の姿が伝わったら』と思い演じました」とコメントしている。

画像テキスト
なずなの母親 - (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

 そんな松について新房監督が「圧倒的な存在感に驚きました。(中略)松さんの声には娘に対する様々な気持ちが滲み出ていました。マイクの前で声を発しているのに、あたかも実際にそこにいるかのような迫力を感じ、声だけでなく全身で芝居をしていただいていました。やっぱりすごいんだ……と感動」と話す今作。なずな、典道、祐介(宮野)の担任の三浦先生として花澤香菜、3人のクラスメイト純一、和弘、稔としてそれぞれ、浅沼晋太郎豊永利行梶裕貴といった人気声優たちが参加することも今回発表された。(編集部・海江田宗)

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日より公開

アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』予告編 » 動画の詳細
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