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魚喃キリコ「南瓜とマヨネーズ」が実写化!臼田あさ美、5年ぶり映画主演

魚喃キリコの代表作が映画に 「南瓜とマヨネーズ」
魚喃キリコの代表作が映画に 「南瓜とマヨネーズ」 - (C)魚喃キリコ/祥伝社フィールコミックス

 映画化もされた「blue」「strawberry shortcakes」などで知られる漫画家・魚喃キリコ(なななん きりこ)の代表作「南瓜とマヨネーズ」が実写映画化されたことが明らかになった。女優の臼田あさ美が5年ぶりに映画主演を務める。

【写真】『南瓜とマヨネーズ』キャストフォトギャラリー

 「南瓜とマヨネーズ」は、女性の切ない恋模様をリアルに描きながら、あたりまえの日常の大切さを説いた恋愛漫画。主人公はミュージシャンを目指す恋人・せいいちと同棲中のツチダ(臼田)。ある日、大好きだった昔の恋人・ハギオと再会した彼女は、彼にのめり込んでいくうちに自分の気持ちを見失っていく。

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 根強い支持を集める原作の実写化に挑んだのは、『パビリオン山椒魚』『ローリング』の冨永昌敬監督。企画への着手にあたり、「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を」と4年も前から臼田に主演をオファーした。せいいちはドラマ「ゆとりですがなにか」などの太賀、ハギオは冨永監督と『パビリオン山椒魚』以来のタッグとなったオダギリジョーが演じる。

 4年ものラブコールを受けた臼田は、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。そして 4 年も前に声をかけてくださった監督の冨永さんと、やっとの想いで特別な日常を収めました。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが 2017年の今も相変わらず元気でやってます」としみじみ語る。

 そんな臼田について冨永監督は「似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです」とコメント。また太賀は「冨永組として『南瓜とマヨネーズ』を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えた今でも、心地の良い余韻がまだ残っています」と撮影を振り返っている。

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 3人のほかにも、ツチダのキャバクラの同僚役で清水くるみ、ツチダが愛人関係となるサラリーマン・安原役で光石研、せいいちのバンド仲間役で浅香航大若葉竜也大友律岡田サリオらが出演。音楽家・やくしまるえつこが音楽監修・劇中歌制作を担当した。

 冨永監督は、近年の青春恋愛映画を象徴するような「壁ドン」「顎クイ」といった過剰な演出には一切頼らず、原作世界の忠実な再現に挑戦。観客の心に突き刺さる等身大の恋愛映画を目指した。その出来栄えに、原作者の魚喃は「みごとにのまれた、感謝!」と太鼓判を押している。(編集部・入倉功一)

映画『南瓜とマヨネーズ』は新宿武蔵野館ほかにて11月全国公開

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