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欅坂46衣装騒動、秋元康と運営会社が謝罪

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欅坂46(写真は今年4月に撮影)
欅坂46(写真は今年4月に撮影)

 アイドルグループ・欅坂46が10月22日に開催されたコンサートで着用していた衣装がナチス・ドイツの制服に酷似しているとネットで物議を醸し、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(以下、SWC)」が公式サイトで謝罪を要求する事態に発展していた騒動について、総合プロデューサーを務める秋元康と運営会社 Seed & Flower 合同会社代表の村松俊亮が1日、謝罪文を同グループの公式サイトに掲載した。

【写真】1期生発表時の欅坂46

 今回、問題になったのは10月22日に横浜アリーナで開催された「PERFECT HALLOWEEN 2016」で欅坂46が着用していた衣装。黒を基調とした帽子やマントが「ナチスの軍服」に似ているとSNS上で問題となり、英国紙の Daily Mail や The Guardian など日本以外のメディアもニュースとして報じていた。SWCは公式ホームページで「我々はソニーミュージックとプロデューサー秋元康氏の謝罪を要求する」とし、「日本のアイドルグループ欅坂46が日本で行ったパフォーマンスで着用した衣装に対して嫌悪の気持ちを表明する」と強い言葉で非難していた。

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 そしてこの日、秋元は公式サイトで「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。事前報告がなかったので、チェックもできませんでした」と自分のチェックなしで問題の衣装が世に出てしまったことを説明。「大変申し訳なく思っています。再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」と謝罪している。また、運営会社も「当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません。今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります」と今後の対応を述べ、「多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます」と陳謝している。(編集部・海江田宗)

<秋元康コメント全文>
ニュースで知りました。ありえない衣装でした。
事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。
スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。
大変申し訳なく思っています。
再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います。

<Seed & Flower 合同会社代表、村松俊亮コメント全文>
平素は欅坂46を応援していただき、誠にありがとうございます。
10月22日に開催されましたハロウィンイベントにおいて、欅坂46が着用した衣装について、「ナチスドイツの軍服がモチーフではないか」とのお問い合わせ・ご指摘をいただいております。
私どもの認識不足により、衣装の色やその他を含む全体のデザインが、そのようなイメージを想起させる部分があり、ご不快な思いをさせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。
また、当該の衣装に関しては、今後一切着用いたしません。
今回のご指摘を真摯に受け止め、再発防止に努めてまいります。
多くのみなさまにご心配とご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

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