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アクション大作『300』続編が、前作超えはならずもナンバーワン! -3月10日版

全米ボックスオフィス考

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映画『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』より
映画『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』より - (C) 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

 2007年に大ヒットした映画『300 <スリーハンドレッド>』の続編映画『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』が、4,504万ドル(約45億400万円)をたたき出しトップとなった。前作のデビュー興収と比較するとおよそ36パーセント減となったものの、3D上映からの興収が全体の63パーセントを占め、IMAXからの興収も上々で全体の額を押し上げた。配給会社の積極的なPR作戦も、映画ファンが劇場に足を運ぶ要因となったようだ。

前作の映画『300 <スリーハンドレッド>』写真ギャラリー

 今週第2位は、家族向けアニメ映画『ミスター・ピーボディー・アンド・シャーマン(原題) / Mr. Peabody & Sherman』。第2位といえば一見良さそうだが、1億4,500万ドル(約145億円)近くの製作費を投入したドリームワークスのアニメということになると、デビュー興収3,221万ドル(約32億2,100万円)では割に合わず、残念な結果などと評されてしまう。だが映画ファン批評サイトCinemaScoreではAと評価されており、これからの口コミで興収を伸ばしていく可能性もある。(1ドル100円計算)

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 第3位は、1,583万ドル(約15億8,300万円)の興収で首位を明け渡したリーアム・ニーソンのアクション新作映画『ノン ストップ(原題) / Non-Stop』。第4位は、アニメ映画『LEGO(R)ムービー』で、1,091万ドル(約10億9,100万円)。同ジャンルの映画『ミスター・ピーボディー・アンド・シャーマン(原題) / Mr. Peabody & Sherman』に影響を受けてランクダウンしたと考えられる。

 第5位は、59.5パーセントの落下率で3ランクダウンの映画『ソン・オブ・ゴッド(原題)/ Son of God』で1,038万ドル(約10億3,800万円)となった。

 今週末封切り新作で次回ランキングの上位に顔を出しそうなのは、映画『ネイビーシールズ』などのスコット・ウォー監督がメガホンを取り、テレビドラマ「ブレイキング・バッド」シリーズなどのアーロン・ポールが出演した、人気ゲームソフトの実写映画化作品となるカーアクション映画『ニード・フォー・スピード』。もう1本は、タイラー・ペリーの人気シリーズ映画『タイラー・ペリーズ・ザ・シングル・マムズ・クラブ(原題) / Tyler Perry's The Single Moms Club』となっている。(ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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