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ポール・ポッツが3年ぶりに来日!生歌に荒川静香も感激

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(左から)荒川静香、ポール・ポッツ
(左から)荒川静香、ポール・ポッツ

 オペラ歌手ポール・ポッツの波乱に満ちた半生を描いた映画『ワン チャンス』のプレミア試写会が12日、キリスト品川教会で行われ、来日中のポール・ポッツ本人とデヴィッド・フランケル監督が出席した。ポールが日本に来るのは、震災直後の2011年4月以来3年ぶり。会場には、本作のミュージックアンバサダーを務める歌手の藤澤ノリマサと、フィギュアスケートの荒川静香も登場した。

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 集まった200人のファンを前に「コンバンハ!」と元気よく日本語であいさつしたポール。本作について「素晴らしい映画。たくさん笑えたし、たくさん感動できました」と感想を述べると、自身を一躍有名にしたプッチーニの名曲「誰も寝てはならぬ」と、藤澤とのデュエットで「ムーン・リバー」を生披露。花束ゲストとして駆けつけた荒川から「鳥肌が立ちました。パワーの中にも優しさがありました。こんなに間近で聴けて本当に光栄です」と声を掛けられると、子どものような笑みを浮かべて喜んだ。

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 ポールとのデュエットに藤澤は、「一緒に仕事ができるなんて思ってもみませんでした。まさに『ワン チャンス』という感じ。夢のようです。実はこの日のことを思うあまり、熱が出てしまったほどなんです」と感激の表情。一方、金メダルを獲得した2006年のトリノ五輪で「誰も寝てはならぬ」を使用していた荒川は、「(同曲は)わたしにとってパワーソング。当時、一番好きな曲を使ったことで力を出せました」としみじみ振り返り、フランケル監督から「スケートをしたくなりませんか?」と言われると照れ笑いを見せていた。

 自身の半生が映画化されたことについて、ポールは「不思議な気持ち。普通は死んでから作られるものなんですけど」とコメント。続けて「人生はいろいろなことが起きますが、進み続けることが大切。七転び八起きしながら這い上がっていく僕の姿をぜひ見てほしい」と本作の魅力を語った。(取材・文 名鹿祥史)

映画『ワン チャンス』は3月21日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開

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