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米版『オールド・ボーイ』はリメイクではない? スパイク・リー監督を直撃

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スパイク・リー監督
スパイク・リー監督 - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 スパイク・リー監督が、新作『オールドボーイ(原題) / Oldboy』について語った。

パク・チャヌク版『オールド・ボーイ』場面写真

 同作は、ある日何者かに拉致され、20年間監禁され続けたジョー(ジョシュ・ブローリン)が、解放後に女性マリー(エリザベス・オルセン)の助けを借りて、自分を監禁したエイドリアン(シャールト・コプリー)への復讐を図っていくというもの。

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 今作を撮影する以前の段階について、「まず僕らはリメイクではなく、新たな解釈をした作品を製作したかった。主演のジョシュ・ブローリンは参加が決まると、すぐにオリジナル映画でメガホンを取ったパク・チャヌクに会った。チャヌクは今作の成功を願ってくれ、さらに『自分の映画を作ってください、決して僕の映画をリメイクしないでください』と言ってくれた。だからあの傑作を、オリジナル映画とその基となった漫画に敬意を表しながらも、僕ら(脚本家、プロデューサー、主演)自身の解釈をしながら描いた」と語った。

 また、シャールト演じるクセのある悪役エイドリアンについては、「映画『第9地区』を観て、『彼は一体何者なのだ?』と思い、すぐに彼と仕事がしたくなった。 彼はいろいろなアイデアを持ち合わせていた。もちろん、それらが最初から良いというわけではなかったが、できるだけ彼のアイデアに耳を傾け、どこで採用していくかを考えた。結果として描かれた映像は議論の余地のないものになった。エイドリアンは非常に難しい役柄であったが、シャールトは(演技上で)さまざまな挑戦をしてくれて、脚本に記されていたキャラクターよりも良くなったよ」と絶賛した。

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 エリザベスとジョシュのラブシーンは、「僕はいつもラブシーンの撮影はぎこちなくなる。だからできるかぎり親密なセットを作り、俳優がどういう演技をするのか明確に理解し、彼らが、僕が説明したことに何も驚くことのないような、心地よい状態で撮影している。しかも常時2台のカメラで撮っている」と明かした。今作のラブシーンはワンテイクで撮影したそうだ。

 映画は、ストーリー構成はオリジナル映画に忠実だが、個性的な俳優陣の演技によって、スパイク・リー色が色濃い作品に仕上がっている。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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