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永作博美、美しいフラダンスを披露!

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劇中で踊ったフラダンスを披露した永作博美
劇中で踊ったフラダンスを披露した永作博美

 4日、女優・永作博美が、スタジアムプレイス青山で行われた、映画『四十九日のレシピ』公開記念トークショーに出席し、劇中、印象的なシーンで登場するフラダンスを、会場に詰めかけたファン50人と踊った。フラの名曲「Aloha 'Oe」にのせて優雅な舞を見せた永作は「とても清々しい気分。心が震えますね」と笑顔を見せた。

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 映画の撮影以来、約1年ぶりにフラダンスを踊ることになった永作は「シンプルに見えるものほど、難しいんですよね。ゆったりと優雅、開放されたような雰囲気がたまらないです」と魅力を語ると、会場に訪れた50人のフラダンス愛好家と共に、照れながらも、優雅で可愛らしく美しいフラを披露した。

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 永作演じる百合子は、挫折や傷つきながらも、懸命に前を向こうとする姿が印象的だが「わたし自身は、目の前の課題に対して、どうやったら乗り越えていけるかを考えているだけで、時間が経ってしまいます」と日々の過ごし方を語ると「この映画の乙美は、遺言でとてもハッピーな提案を手紙に残しているんですね。そんな人なかなかいないと思うんです。そんな思いを実現したいと思い『ぜひ、わたしにこの役をやらせてください!』って言ったんです」と作品に参加する時の気持ちを明かした。

 劇中では、絵に描いたような頑固親父である石橋蓮司と対峙するシーンも見どころの一つとなっている。「ああいうお父さんいますよね。蓮司さんとは初共演で、いつも激しい役が多いので、怖い人なのかなってドキドキしていたのですが、優しくてとてもお茶目な人でした。蓮司さんが、頑固親父としてしっかり立っていただいていたので、とてもやりやすかったです」と感謝を述べていた。

 本作は、伊吹有喜の原作を『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督で映画化。夫の浮気によって実家に戻ってきた娘と、妻の突然の死に衝撃を受けた父が、四十九日で大宴会をするために力を合わせていく過程で、傷ついた心を再生していく姿を描いた感動物語。(磯部正和)

映画『四十九日のレシピ』は11月9日より新宿バルト9ほか全国公開

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