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安藤サクラ、父・奥田瑛二監督作品主演にプレッシャー…前日は眠れず

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父・奥田瑛二監督(左)を気遣う様子を見せた安藤サクラ(右)
父・奥田瑛二監督(左)を気遣う様子を見せた安藤サクラ(右)

 5日、映画『今日子と修一の場合』初日舞台あいさつが、新宿ピカデリーにて行われ、監督を務めた俳優の奥田瑛二、その娘で主演の安藤サクラ、そして安藤の夫・柄本祐が登壇した。安藤は、いつもと様子の違う父・奥田の姿に「こんなに緊張した監督を見たことがない」と言って背中をさするなど、本作への特別な思い入れを語った。舞台あいさつには、和田聰宏小篠恵奈和音匠も出席した。

父と娘、その夫ものスリーショットも!フォトギャラリー

 2007年の映画『風の外側』以来、久々の映画監督作品の公開に「とにかく心配で心配で、こんなに公開がドキドキした作品はない」と奥田監督が心情を吐露すると、安藤も「企画段階から、普通の娘というか家族として、この映画のことを見ていたので、とても複雑な気分。とにかくたくさんの人に観てほしいという思いが切実です」と観客に向けて本作が特別な作品であることを訴えた。

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 奥田作品に約7年ぶりの出演となる安藤は「(父と娘という)特殊な間柄なので、つらい部分ありますが、衣装選びのために、二人で渋谷に買い物に行ったりと、普段の現場では有り得ないようなこともできたので楽しかった」と笑顔で語りつつも「次に監督の作品に出るときは、(女優として)戦力になるようになってからと思っていた。だから、本当に自分が、この作品の力になれたかどうかと考えると、公開が近づくにつれプレッシャーを感じた。初日の前日に眠れなかったのは初めてでした」と本作にかける思いを語った。

 安藤の夫であり、奥田の義理の息子である柄本は奥田監督について「普段、一緒にお酒を飲むときは陽気な方ですが、現場ではどっしり構えて、スタッフをまとめる。頼りになる人」と照れくさそうに語ると、奥田も、さりげなく10月8日から公演の柄本の舞台「エドワード二世」の告知をするなど、良好な関係が垣間見られた。

 本作は、モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作『長い散歩』の奥田瑛二監督が、東日本大震災によって、心に傷を負った男女が、様々な問題に直面しながらも、未来に向かって懸命に歩き出す姿を描いた物語。(磯部正和)

映画『今日子と修一の場合』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中

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