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板尾創路、松本人志による入場料1万円の伝説のコントライブの裏側を振り返る!!

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当時の裏話を語った板尾創路(左)と倉本美津留
当時の裏話を語った板尾創路(左)と倉本美津留

 お笑い芸人で俳優の板尾創路、放送作家の倉本美津留が29日、シネマート六本木で行われた「寸止め海峡(仮題)」先行上映会&トークショーに出席、1994年に松本人志が入場料1万円として行った伝説のコントライブの裏側を振り返った。

映画『R100』フォトギャラリー

 今回発売される「HITOSI MATUMOTO VISUALBUM“完成”」の豪華5枚組ブルーレイ版には映像特典として、「寸止め海峡(仮題)」からセレクトされた3本のコントを収録。この日のイベントでは、松本監督の最新作『R100』の前売券を購入したファンを招待し、特典映像として収録予定の「柳田という男」「恩返しされた男」の2本をスクリーンで上映した。

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 コントライブの入場料1万円というのは、当時の観客の度肝を抜いた。「当時、素人だった時代の森三中・黒沢(黒沢かずこ)が観に来ていた。冒頭の『引っ張る男』(今回のブルーレイには未収録)には、『板尾さん!』という声が入っているんですけど、それって黒沢の声なんですって。あいつも当時、1万円払うたんでしょうねぇ」と振り返る板尾は、その後も数々の裏話を披露した。

 「きっちり台本を作っていないコントなんですけど、こういう作り方っていいですよね。今でも古さを感じさせないというか、いい空気がちゃんと残ってるなと思います」としみじみ振り返る板尾。一方の倉本も「(本舞台にスタッフとして参加していた『俺俺』などの映画監督)三木(三木聡)君もビックリしていた。彼はきっちりと台本を作りあげていくタイプだから、アドリブで作り上げるのは不思議だったろうね」と懐かしそうな顔を見せる。

 その後、東野ふんする高校生の柳田(東野幸治)が、松本ふんする高校の先生から「お前たばこ吸うたやろ!」と理不尽に問い詰められ続けるコント「柳田という男」についての話に。板尾が「俳優さんから見ると、東野さんはお芝居がうまいですね、となるんですけど、あのリアクションは、事故みたいなもんです。まったく何を言われるか分からんからこそ、素のリアクションが出るんでしょうね」と切り出すと、倉本も「『奇跡の生還! 九死に一生スペシャル』みたいなもんですよ。あんなシーンよう撮れたな、みたいな。やっぱり練習すると、練習したな、という間になってしまいますからね」と独特の表現で、本作の芝居を解説した。(取材・文:壬生智裕)

「HITOSI MATUMOTO VISUALBUM“完成”」ブルーレイは10月2日より発売(税込み:9,870円)
映画『R100』は10月5日より全国公開

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