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藤原紀香、「秘密保護法案」に不安…知ることが重要と呼び掛け

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「特定秘密保護法案」に言及した藤原紀香
「特定秘密保護法案」に言及した藤原紀香 - 画像は今年6月撮影のもの

 女優の藤原紀香が13日、政府が秋の臨時国会に提出する予定の「特定秘密保護法案」について、「日経や朝日など各新聞の社説でも、これがこのまま通ると大変なことになると書かれており、もしその可能性があるとしたら、国民の一人としていかがなものかと心配しています」とオフィシャルブログで声を上げた。「特定秘密保護法案」は国の機密情報を漏らした国家公務員らへの罰則強化を含んだ法案だ。

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 「秘密保全法案を、各所で読んでみたらその適用範囲が曖昧」だと感じたという藤原は、「スパイ行為にあたるものだけでなく、国が‘この案件は国家機密である’と決めたことに関しては、国民には全く知らされない」ことになる可能性に言及。「放射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう。。。なんて恐ろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です」とつづった。

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 藤原は「もちろん、日本を陥れるべくスパイ行為を働いた輩には罰を与えるべきだと思うし、そのようなスパイ行為が起きないよう なんらかの法案が必要となるとは思います」と前置きした上で、「原発の問題や放射能の問題は、国民が知るべきことだと思うので、その国家機密にあたる範囲がどこまでなのか、曖昧なのが問題なのだと思います」と自身の考えを述べている。

 そもそもブログで「特定秘密保護法案」について触れたのは、「周りに聞いたら、知らない人が多くて。賛成するのも、反対するのも、こんな法案が秋から実施されることになっているんだよと、まずは‘知ること’が大事ですよね」という思いがあったからだという。現在、政府は本件についてのパブリックコメントを受け付けており、藤原は「賛成の人、反対の人、みなさんそれぞれの考え方あると思うから、上記にある政府へのパブリックコメント、自由に書いたら良いと思う!」と呼び掛けた。(朝倉健人)

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