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市川海老蔵、映画『真四谷怪談』に主演!三池監督と再タッグでカンヌ狙う!

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市川海老蔵、現代版「四谷怪談」とも言える作品に主演! 三池監督と再タッグ!
市川海老蔵、現代版「四谷怪談」とも言える作品に主演! 三池監督と再タッグ! - 提供画像

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が、怪談話の代表作「東海道四谷怪談」を、三池崇史監督の手によって大胆にアレンジした映画『真四谷怪談』で主演を務めることが正式に発表された。海老蔵と三池監督は、2011年にカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品を果たした『一命』以来のタッグとなり、同作で再度のカンヌ入りを目指す。

 「東海道四谷怪談」は、1825年に初演された歌舞伎狂言で、「日本三大怪談」とも称される傑作怪談話。女房・お岩を立身のために殺害した浪人・民谷伊右衛門が、怨霊となったお岩にたたられ破滅する姿が描かれる。

 映画ではこの物語が大胆に変ぼうを遂げ、時は現代に。舞台「真四谷怪談」で伊右衛門とお岩を演じることになった男女二人をめぐる愛憎と怨念の物語が、現実世界と劇中劇を交錯させた、斬新な構成で展開。海老蔵は、主役の長谷川浩介と民谷伊右衛門の二役に挑戦する。

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 2度目のタッグとなる三池監督について海老蔵は、「一つの作品しかご一緒したことがないのに、あの方の持っているさまざまなものに引力があるんですよね。『魅力』っていうのでしょうか。この方が面白くない? このほうがいいでしょ? という遊び心が、監督は独特なんですよ。おっしゃる言葉、一つ一つを、栄養としなくちゃと思ってご一緒させていただいています」とコメント。また大胆にも現代を舞台にした「四谷怪談」に、「どう仕上がるか本当にわからない」と言いつつ、「誰もみたことがない斬新な『四谷怪談』になると思うので、とても楽しみです」と監督の手腕に信頼を寄せている。

 また一方の三池監督は海老蔵について「ヤンチャな名優。特別なオーラを身にまとい、アウェーである映画の現場で中心に立つ姿はアートです。ガチで惚れてます」とすっかりお気に入りの様子。本作では脚本を『一命』の山岸きくみが手掛けるということもあり、現在コンペ部門に出品されている『藁の楯 わらのたて』に続いてのカンヌ出品にも期待したいところ。また海老蔵が自身のオフィシャルブログで「素敵」とつづっていた共演者の発表にも注目したい。(編集部・入倉功一)

映画『真四谷怪談』は2014年全国公開予定

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