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塚本高史、7年後の息子に聞いてみたいこととは?

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子役の須田瑛斗を抱きかかえる塚本高史
子役の須田瑛斗を抱きかかえる塚本高史

 塚本高史栗山千明が7日、恵比寿のザ・ガーデンルームで開催されたドラマ「配達されたい私たち」完成披露試写会に出席した。この日はそのほか、原作・脚色を担当した一色伸幸、子役の須田瑛斗らも来場した。

塚本高史&栗山千明、手紙を書きたい相手とは? フォトギャラリー

 本作は、大ヒット映画『私をスキーに連れてって』や『病院へ行こう』の脚本家として知られる一色が、自身のうつ病克服経験を基にした同名小説が原作。廃墟になった映画館で7年前に捨てられた7通の手紙を拾った、うつ病を患う主人公が、その手紙を配達した先でさまざまな人々と出会う姿を描き出す。

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 7年前の手紙を配達するという内容に合わせ、「7年後に手紙を届けるとしたら?」と質問された塚本は、息子と回答。「自分には娘と息子がいて、下の子は3歳。3歳とか4歳って、親父の仕事のことを意識することもないし、憧れることもないかもしれないけど、10歳になれば、親父がどういう仕事をしているのかもわかるようになる。だから7年後の息子に、父ちゃんかっけええかと聞いてみたいなと思います」と子どもの成長に期待を寄せながら語った。

 一方の栗山は「ありきたりですけど、親ですかね」とコメント。現在は親と同居しているという栗山は、「身近にいるからこそ、普段言えないことを。今、手紙を渡すのは恥ずかしいけど、7年後、自分も成長する中で、今のありがたさを伝えたい」としみじみ。さらに栗山は、普段から手紙を書くことがないと付け加え「今回のドラマに携わってみて、書くという行為がすてきだなと思うようになりました。年月にかかわらず手紙にはどんどん触れていきたいと思います」と意欲的なコメントを寄せた。

 またうつ病の主人公を演じた塚本は、「普段の僕とは正反対」とコメント。塚本と8年ぶりのタッグとなる一色も「彼は(役のイメージを)パッとつかまえて、その役に取り込むタイプの役者。こんなに悩んでいる塚本は初めて」とその苦労を代弁する。しかしその結果、ドラマは一色にとっても自信の仕上がりになったようで、「飲む抗うつ剤には副作用がありますが、このドラマは観る抗うつ剤。最終回の10分は感動を超えて、ひたすら気持ち良くなった」と語っていた。(取材・文:壬生智裕)

連続ドラマW「配達されたい私たち」は5月12日より毎週日曜夜10時より放送予定

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