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5か月ぶり復帰の市川染五郎、“二度目の初舞台”に心境吐露

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復帰の心境をつづった市川染五郎のオフィシャルブログ
復帰の心境をつづった市川染五郎のオフィシャルブログ - 画像はスクリーンショット

 昨年8月の公演中にせりから転落し、右手首骨折の大けがを負った歌舞伎俳優の市川染五郎が約5か月ぶりに舞台復帰を果たし、「久方ぶりの舞台に毎日幸せを感じ、勤めさせていただいています」と“二度目の初舞台”の心境をブログにつづっている。

 染五郎は今月4日より東京・日生劇場で行われている「二月大歌舞伎」にて舞台復帰。12日に「日生劇場 二度目の初舞台」と題して1か月以上ぶりにブログを更新すると、「初日は極度の緊張で、恥ずかしい限りでしたが、再び舞台に立っていることが、夢のような心地でした」とまるで初舞台に臨むかのような心境だったことを吐露した。

 「集中力と冷静力を持続させて1回1回を勤めています 温かなお客様のお心に支えられ、もうすぐの中日を迎えようとしています 明日はさらに強く、熱く、落ち着いて勤めます」と更なる精進を誓った染五郎。事故直後には復帰が絶望的だと報じられたこともあったが、無事舞台に立ったことには本人はもちろん、ファンもほっと一安心しているに違いない。

 歌舞伎界では年末から今年にかけて、十八代目中村勘三郎さん、十二代目市川團十郎さんが相次いで亡くなっており、次世代を担う染五郎への期待は日に日に大きくなるばかり。“二度目の初舞台”を迎えた染五郎の今後に注目したい。(編集部・福田麗)

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