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米ワーナー・ブラザーズCEOに日系・ケヴィン・ツジハラ氏が就任!

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ワーナー・ブラザーズCEOに就任したケヴィン・ツジハラ氏
ワーナー・ブラザーズCEOに就任したケヴィン・ツジハラ氏 - Andrew H. Walker / Getty Images

 映画『ハリー・ポッター』シリーズ、『ダークナイト』シリーズなどを手掛けた米ワーナー・ブラザーズのCEOに、日系3世のケヴィン・ツジハラ氏が就任することが発表された。

 ケヴィン・ツジハラ氏は、2005年から米ワーナー・ブラザーズのホーム・エンターテインメント・グループの社長として、家庭向けのビデオゲーム、違法のダウンロードの対処策を図ってきた人物だ。ツジハラ氏の他に重役二人、映画部門の社長ブルース・ローゼンブラム氏と、テレビ部門の社長ジェフ・ロビノフ氏も次期最高経営責任者の候補に挙がっていたが、この度正式にケヴィン・ツジハラ氏に決定したようだ。

 今回の決定について現CEOのバリー・メイヤー氏は「長い間、ケヴィンは会社の歳入の主軸となってくれていた。さらに、彼は(ワーナー・ブラザーズが製作した映画の)脚本を読み、われわれに決定のためのアドバイスもしてきた」と評価している。

 これまで大配給会社の多くは、テレビや映画部門の出身者にCEOを委ねることが多かったが、今後のオンラインビジネスの発展を踏まえて、今回のような決断を下したと思われる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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