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岩井俊二、「部屋とYシャツと私」以来20年ぶりに平松愛理のミュージックビデオを監督!

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和やかなムードで行われた撮影風景(左:平松愛理 右:岩井俊二監督)
和やかなムードで行われた撮影風景(左:平松愛理 右:岩井俊二監督)

 平松愛理の最新曲「いいんじゃない?」のミュージックビデオを手掛けた映画監督の岩井俊二が、「部屋とYシャツと私」以来、20年ぶりとなる平松とのコラボレートを語った。

 平松の大ヒット曲「部屋とYシャツと私」がリリースされたのは、1992年。当時の撮影をいまだによく覚えているという岩井監督は「子役の女の子が大泣きして泣きやまずに撮影が中断したり、猫が女子中学生役の子の膝の上におしっこしてしまったり、にぎやかでワイルドな現場でした」と振り返った。

 当時から約20年ぶりとなった今回のコラボだが、岩井が「不思議なものであまり久しぶりな気がしませんでした」と話したとおり、ミュージックビデオの中の平松は当時と変わらない透明感で、ナチュラルな魅力はそのままだ。岩井はそんな平松の魅力を「自然体で等身大の歌とパフォーマンス」と絶賛する。

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 「部屋とYシャツと私」は、愛するダーリンに向けたラブソングだったが、今回の新曲「いいんじゃない?」は、「ありのままでいいんじゃない?」と語りかける応援ソング。平松の優しい歌声に、肩の力をふっと抜くことができるような曲となっている。

 今回の仕事でこの曲を繰り返し聞くことになった岩井も「すごく癒やされたし、励まされました。本当にいい曲です」と絶賛。「いいんじゃない?」という主題に寄り添って作ったというミュージックビデオには、Facebookなどを通して集められたさまざまな職種の人々が笑顔でカメラに歌いかける。

 「今のまま、無理しなくていいんじゃない? そんなメッセージを大事に、ゆるりとリラックスした感じに作りました」。岩井監督が作り出す柔らかな光の中、平松が優しいまなざしで歌う本作は、「素顔の自分」を愛する気持ちにさせてくれるはずだ。(編集部・森田真帆)

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