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藤子不二雄Aが語るモンスターの魅力!「怪物くん」の原点は映画だった!?

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怪物映画の魅力を語った藤子不二雄A
怪物映画の魅力を語った藤子不二雄A

 古典モンスター映画8作品を収録したブルーレイBOX「ユニバーサル・モンスターズ・コレクション」が12月21日に発売されることを記念して、漫画家の藤子不二雄Aが怪物映画の魅力や自身の作品への影響などを語っている。

 同ボックスに同封されるブックレットに、日本独自企画として収録されることになった藤子不二雄Aのインタビュー。藤子が学生時代に惹(ひ)きつけられたという怪奇映画、そして怪物映画の魅力について語った貴重な機会であり、その中では自身の創作活動への影響も言及している。

 その一つが、1931年の映画『フランケンシュタイン』だ。藤子は同作に登場する人造人間を最も好きな怪物に挙げているが、藤子の代表作「怪物くん」にはその怪物をモデルにした「フランケン」というキャラクターが登場するのはよく知られるところ。その「フランケン」の性格も、劇中の怪物について藤子が「二面性を持っているところがチャーミングですね」と評したとおりのものになっているのだ。

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 ほかにも古典映画が今世の中に改めて出ることについては「もちろん特撮は進歩していますから、原始的な感じがするかもしれないけど……逆にそれが非常にチャーミングな特撮映画になっていると思うんです」と、吸血鬼映画などが今なおリメイクされていることについては「うれしいですね。昔のモンスターたちが、また新しく再生して大活躍するなんて、ワクワクしますよ。『モンスターよ、永遠なれ!』ってエールを送ります」と語るなど、自身の映画観も明らかに。意外な姿満載のインタビューとなっている。

 また、11月20日より発売される完全版「まんが道」には、主人公・満賀と才野が映画『フランケンシュタイン』を鑑賞するシーンも収録。これまでの単行本や文庫には収録されていない幻の4ページの一部は本ボックスのブックレット内にも掲載されており、こちらにも注目だ。(編集部・福田麗)

ブルーレイ「ユニバーサル・モンスターズ・コレクション」は12月21日発売 税込み価格:1万3,440円 発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

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