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世界的大ヒット!バトル・ロワイアル のハリウッド版『ハンガー・ゲーム』の主演女優にインタビュー!

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映画『ハンガー・ゲーム』の主役カットニスを演じて大ブレイクした若手女優のジェニファー・ローレンス
映画『ハンガー・ゲーム』の主役カットニスを演じて大ブレイクした若手女優のジェニファー・ローレンス - Vera Anderson / WireImage / Getty Images

 ハリウッドでは間違いなく今年の話題作と言っていい、映画『ハンガー・ゲーム』。本作の主役カットニスを演じて大ブレイクした若手女優のジェニファー・ローレンスに話を聞いた。

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 ジェニファーは、まったく無名だった2年前、いきなりインディー映画『ウィンターズ・ボーン』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。その後、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のミスティーク役に続いて、話題作『ハンガー・ゲーム』の主役カットニスを演じて大ブレイク。スーザン・コリンズのベストセラー小説を基にした今作は、全世界の興収が6億4,500万ドル(約516億円 1ドル=80円計算)を超える大ヒットとなっている。

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 ジェニファーは「原作の大ファンだった」というが、役をオファーされたとき、3日間かけてじっくり考えたそうだ。「いくら素晴らしい機会でも、わたしの人生が大きく変わることがわかっていたから、衝動的に決められなかったの。わたしのプライバシーがなくなるってことだから」。最終的には、原作を読むように薦めてくれた母に「いつも、脚本と監督が良ければ、作品のサイズに関係なくやると言っているくせに、これをやらないなんて、あなたは偽善者ね」と言われて引き受けることにしたという。

 弓矢の達人であるカットニスを演じるため、当然のことながら、アーチェリーの特訓など、肉体的な準備に励んだ。「アーチェリーは、すごく大変だったわ。間違ってやると、自分の腕をむち打つことになるの。でも、今じゃ大好きなホビーよ。ランニングやクライミングとかもやったけど、アウドドアのトレーニングだったから楽しかった。夜にはホット・ヨガもやったわ」

 カットニスというキャラクターについては、「ごく普通の女の子」と解釈したと言う。「彼女はシンプルだけど勇敢なの。最初、家族のために闘おうとするけど、ヒーローになろうとしているわけじゃない。ただ、自分が正しいと思うことのために闘っているだけなのよ」と分析し、自分との共通点はほとんど感じなかったが、キャピタルに行って、ロングドレス姿で大勢の観客の前に立つシーンの彼女には、とても共感したという。

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 「ああ、彼女がどう感じているかわかるって思ったわ。アカデミー賞のキャンペーンで、あちこちにドレスアップして出かけたときのことを思い出した」そうだ。ジェニファーの大きな魅力は、いつも自然体でいられるところ。ガリガリ体型の若い女優が多い中、彼女は少し太めくらいの健康体。今作でも「エネルギーがなくなるから、撮影中はダイエットはしなかった」そうだ。どこまでもマイペースを崩さない彼女には、正直な人柄が感じられ、好感度抜群だ。

 8月15日に22歳になったばかりのジェニファーだが、将来的には監督もやりたいそうで、「尊敬する監督は、ギレルモ・デル・トロ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、コーエン兄弟、ウディ・アレンなどたくさんいるわ。女優としてのゴールは特にないけど、ただいい映画を作っていきたい」という根っからの映画好き。

 今後も、ホラー映画『ボディ・ハント』や、先日、トロント映画祭で観客賞を受賞したドラマ「シルバー・ライニングズ・プレイブック(原題) / Silver Linings Playbook」、現在撮影中のシリーズ2作目映画『ザ・ハンガー・ゲームス(原作)/The Hunger Games』など話題作が目白押し。今後がとても楽しみな大型新人の登場だ。(取材・文:吉川優子 / Yuko Yoshikawa)

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