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水道橋博士、テレビ映画だらけの現状に「おかしい」!入江悠監督のインディーズ魂に共感!

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互いのインディペンデント魂を語り合った水道橋博士と入江悠監督
互いのインディペンデント魂を語り合った水道橋博士と入江悠監督

 8日に放送されるラジオ特番「SRサイタマラッパー 入江悠監督 緊急特番~キープオンムービン~」の収録がTOKYO FMで行われ、入江監督と共に、ゲストに水道橋博士(浅草キッド)、たけし軍団のガンビーノ小林が参加した。

映画『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』写真ギャラリー

 インディーズ作品ながら、その完成度の高さと圧倒的な熱量が全国に広がり、興収2,000万円突破も間近という映画『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』。タレントのローラが「SR」シリーズを全部観て「面白かった」と公言するなど、インディーズ映画における最注目シリーズとして話題を集めている。

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 全国で順次公開中の本作だが、東京でも7月から吉祥寺バウスシアターほかでのムーブオーバーが決定したこともあり、入江監督をナビゲーターに迎えた緊急特番の放送が決定。ゲストには、かねがね「SR」ファンを公言してきた水道橋博士が登場した。互いをリスペクトし合う博士と入江の対談は、北野武映画から始まり、負けず嫌いのたけしとガンビーノとの妄想ガチゲンカ、悪役に向いている意外な芸人など、多岐に渡った。

 さらに「キープオンムービン」というタイトルが指し示す通り、「続けること」について語り合う二人。博士は「(2010年に)ウイルス性髄膜炎で入院したとき、それでも漫才の舞台に出たくて、病院を飛び出したことがあった。それはお金のためでも名誉のためでもない。よく元消防士の人は火事があったら、現場に向かってしまうと言いますけど、それと同じように職業的な使命が舞台に向かわせているんだと最近になって気づいたんですよね」と「芸人を続ける理由」について明かす。

 すると入江監督も「特に『SR』シリーズはインディペンデントなので、映画に使いすぎてお金がないんですよ。僕はもちろん商業的な映画もやりたいですけど、そういう場では言えないこと、怒られるようなことを言える場所も確保したいんです」と「インディペンデントを続ける理由」を語った。そして、最後に博士は、「テレビの延長にしか映画を作らないのはおかしいし、己のインディペンデント性は譲りませんという命懸けの気持ちは、漫才師も映画監督も変わらない」とコメント。その意見に、「キープオン」し続ける男たちも深くうなずいた。(取材・文:壬生智裕)

ラジオ特番「SRサイタマラッパー 入江悠監督 緊急特番~キープオンムービン~」は7月8日19時よりTOKYO FMにて放送予定

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