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シャーリーズ・セロンが、ベタぼれした監督との相思相愛ぶりを告白

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ゴージャスなルックスはそのままに、ド肝を抜く暴走をかましてくれます!
ゴージャスなルックスはそのままに、ド肝を抜く暴走をかましてくれます! - (C) 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All RightsReserved.

 映画『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、その後もアクション大作や社会派ドラマなどの幅広い役をこなしてきたカメレオン女優、シャーリーズ・セロンが、ジェイソン・ライトマン監督にほれ込んで映画『ヤング≒アダルト』に出演したことを明かした。

映画『ヤング≒アダルト』場面写真

 シャーリーズが演じるのは、仕事にも恋愛にも行き詰まった人生がけっぷちの37歳のヒロイン、メイビス。ある日、高校時代の恋人バディから生まれたばかりの子どもの誕生日パーティーへの招待メールが届いたのをきっかけに、「元カレがまだ自分に未練がある」という妄想にかられ、さまざまなトンデモ騒動を巻き起こす。

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 近年は気に入った作品だけにこだわって出演してきたシャーリーズ・セロン。そんな彼女の食指が動いたのはジェイソン・ライトマン監督の『マイレージ、マイライフ』に感銘を受けたからだという。「ジェイソンの作品が好きで、彼の作品『マイレージ、マイライフ』を観たときに、すごく高い水準で映画を制作していると思ったわ。あの映画に出演していた女優たちにジェラシーを感じたくらいなの。彼は、どのような映画を製作し、どこで感情的な起伏を描こうとしているのか、しっかりと理解しているわ。それに、仕事のスタイルやリハーサルの仕方、そしてユーモアのセンスまでわたしと似ているの。だから、撮影中にジェイソンとの間で見解の違いが起こることはなかったわ。まったく彼に質問することがないぐらい信頼が置けたの」と相思相愛ぶりをアピールした。

 「もし、ヒロインのメイビスが友達にいたとしたら?」という質問には、「もし友達なら、ぜひ一緒にどこかに行ってみたいわね、きっと楽しい時間を過ごせると思わせてくれるキャラクターなの。ただ、自分のボーイフレンドは近づけないようにするわ(笑)。メイビスは、そこまで信用できるタイプではないもの……。ただし、ちょっと意地悪に聞こえるかもしれないけれど、バディの妻ベスよりも、メイビスの方が一緒に過ごしやすいと思ったわ」とキャラクターに愛憎入り乱れたフクザツな思いを抱いていることを明かした。

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 また、役づくりの秘けつについて尋ねると、「わたしは一度プロジェクトに参加すると決めたら、ほかのことが考えられないほど演じるキャラクターのとりこになってしまうの。例えば、誰かが道を歩いていて、何かをしていたりするのを見ていただけで、それを自分の頭の中のファイルにしまっておこうとする。ほかに、わたしの友達にダイエット・コーラにハマっている人がいて、彼女はいつも2リットルのボトルをラッパ飲みしているんだけど、そんな行動をメイビスのキャラクターに取り入れたりもしたわ。でも、そういった自分の演技(手の内)を共演者に見せるのは好きじゃないから、できる限りリハーサルはやりたくないと思っているの」とのこと。常に演じる役柄と共に生きている姿から、並外れたプロ意識の高さがうかがえる。

 映画には、自信満々で故郷を訪れるメイビスの内面が徐々に崩壊していくさまが等身大で描かれている。さらにマットを演じるパットン・オズワルドとの息の合った掛け合いも見どころの一つとなっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

映画『ヤング≒アダルト』は2月25日より全国公開

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