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森山未來、Perfumeの一員になって「モテキナイト」にサプライズ登場!1,300人の観客が歌い踊り、大盛り上がり!

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森山未來がPerfumeの一員に!
森山未來がPerfumeの一員に! - 写真:SHO kikuchi

 2日、渋谷のO-EASTで映画『モテキ』連動企画「モテキナイト4」が開催され、劇中に登場するモテ曲(ソング)「Baby cruising Love」を歌うPerfume、そして藤本幸世(森山未來)がサプライズ登場、映画のワンシーンを再現したステージに会場は大興奮だった。

映画『モテキ』写真ギャラリー

 会場となったO-EASTには、1,300人を超える満員の観客が来場。1階のフロアは奥までびっしりと人で埋まっていた。ステージ横のDJブースに登場した大根監督は、ロマンポルシェ。の掟ポルシェ申し訳Jr.とトークを繰り広げ、「実は映画の最後のフェスのシーンにキャンドル・ジュンやコーネリアスが映っているんですよ」などといった裏話を披露。会場がゆるい笑いに包まれたそのとき、「実はシークレットゲストがいるんです。どうぞ!」と紹介するや、『モテキ』ファンにはおなじみのPerfume「Baby cruising Love」のイントロが鳴り響く。そしてステージの幕が開くと、そこには、のっち(大本彩乃)、かしゆか(樫野有香)、あ~ちゃん(西脇綾香)の3人が。彼女たちの来場を知らされていなかった会場の観客のボルテージは一気にヒートアップ。拳を振り上げて飛び跳ねる観客で、会場は大いに揺れていた。

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 ちなみに 2008年にリリースされたPerfume6枚目のシングル「Baby cruising Love」は、昨年の夏に放送された「モテキ」ドラマ版で、小宮山夏樹(松本莉緒)からデートに誘われた主人公・藤本幸世(森山未來)が思わず浮かれて妄想の中で踊りだすというミュージカルシーンを彩ったモテ曲(ソング)。もう一方の映画版では、雑誌編集者のみゆき(長澤まさみ)の登場という、突然訪れた恋の予感に浮かれた幸世が踊りだすシーンに、本家のPerfumeまで登場するというパワーアップバージョンを披露。まさに劇場版『モテキ』屈指の名シーンであるが、実は映画『(500)日のサマー』にオマージュを捧げたシーンなのだとか。

 パフュームの3人のパフォーマンスをすっかり堪能した観客たちだったが、おもむろに、あ~ちゃんが「幸世!」と呼びかけると、舞台袖から藤本幸世(森山未來)が登場。それまでの三角形のフォーメーションから、四角形のフォーメーションとなって踊る姿は、まさに映画の名場面の生再現。圧倒的な身体能力の高さを見せ付ける森山のダンスは、Perfumeの3人にも負けていない。そんな2度にも渡るサプライズに、観客は狂喜乱舞となった。そして曲が終わり、「あ~ちゃんです! のっちです! 幸世です! かしゆかです! 4人そろってPerfumeです!」という特別バージョンの自己紹介に会場は大喝采。「Perfumeの3人は、お守りのようにフレグランスをつけるんですけど、今回は僕もつけました」とすっかりPerfumeの一員(?)となった様子の森山だったが、ふと「どうしておれはのっちとかしゆかに囲まれているんだろう」とつぶやくや、緊張のあまり汗が止まらない様子。そんな森山の姿に会場は笑いに包まれた。

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 そしてこの日のトリで登場したのは、テレビ版に引き続き、映画版でも本作主題歌を担当することになったフジファブリック。2009年に急逝したフロントマン・志村正彦が遺した「夜明けのBEAT」の「バクバク鳴ってる鼓動 旅の始まりの合図さ」という歌詞は「モテキ」ワールドを見事に言い表している。フジファブリックの真骨頂ともいえる疾走感あふれるビートに歌い踊る観客たち。4回目を迎えた「モテキナイト」は大盛り上がりの中で幕を閉じた。(取材・文:壬生智裕)

映画『モテキ』は全国公開中

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