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杏、「ジブリ作品に関わりたい」とジブリ美術館館長に猛アピール!

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ジブリ作品出演を熱望!?した杏
ジブリ作品出演を熱望!?した杏

 15日、モデル・女優のが、映画『イリュージョニスト』DVD&ブルーレイ発売記念トークショーに登場し、三鷹の森ジブリ美術館館長の中島清文と作品にまつわるトークを繰り広げたほか、「いつかお仕事でジブリ作品にかかわってみたい」とアピールする一幕もあった。

映画『イリュージョニスト』場面写真

 本作は、第83回アカデミー賞長編アニメ賞にもノミネートされたイギリスとフランスの合作映画。『ぼくの伯父さん』シリーズで名をはせ、フランスの喜劇王と称されたジャック・タチが娘のために書いた幻の脚本を基に、長編デビュー作『ベルヴィル・ランデブー』で一躍脚光を浴びたシルヴァン・ショメが詩情豊かに描き出したはかなくも温かい人生の物語だ。

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 この日、オレンジの涼しげなトップスに黒のパンツ姿で登場した杏は、本作について「今まで観たことのないような、味、においを感じることができる作品。セリフがほとんどないにも関わらず、こんなに伝わるものがあるんだと衝撃を受けました。ひとつひとつのディテール、表情や目つきなどで心の変化や成長を各登場人物から感じることができます。全体的にほろ苦さがあって、甘いだけじゃない深みを手品師と少女の間の関係に感じることができました」などと本作の素晴らしさを熱く語った。トーク終盤には、「ジブリ作品が大好き。いつかジブリ作品に関わってみたい」とアピールし、中島館長が「宮崎駿に伝えておきます」と約束する場面もあった。

 一方、本作の配給に関わった中島館長は「(シルヴァン・ショメ監督の)『ベルヴィル・ランデブー』同様に、手描きの、2Dでは技術的に最高峰の作品だったので(配給を)すぐに決めました。東日本大震災直後の3月26日の公開でしたが、六本木ヒルズの映画館に多くの方に集まって観てもらえてうれしかったです。この映画は古き良きフランス映画のにおいもするし、アニメとしても質が高く、脚本もフランスの名映画監督のジャック・タチが手掛けている、本格的なきちんとした映画。あのような状況だったからこそ、みなさんが本物の映画を求めていたのではないでしょうか」と本作を自信たっぷりにアピールしていた。

 『イリュージョニスト』は、1950年代のパリとスコットランドを舞台に、昔ながらの手品を披露する老人が、彼を魔法使いだと信じる純粋な少女と出会い、言葉が通じない中で心を通わせる姿を温かく描いた作品だ。(古河優)

『イリュージョニスト』ブルーレイ(税込み:4,935円)&DVD(税込み:3,990円)は10月8日発売(レンタルも同時リリース)

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