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阿部寛、初シェイクスピア作品で初の海外公演!演出は蜷川幸雄、共演は大竹しのぶ&窪塚洋介!

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初シェイクスピア作品で海外初公演に挑戦する阿部寛
初シェイクスピア作品で海外初公演に挑戦する阿部寛

 阿部寛が、来年4月に日本上演される蜷川幸雄演出の舞台「シンベリン」でシェイクスピア作品に初挑戦することが明らかになった。同舞台は同年5月にロンドンで上演されることも決定しており、これが阿部にとっての初海外公演。共演には大竹しのぶ、窪塚洋介ほか、実力派俳優が集結しており、今回も豪華絢爛(けんらん)な舞台が期待できそうだ。

 「シンベリン」は、1998年より蜷川幸雄が手掛けている彩の国シェイクスピア・シリーズ第25弾として上演。“世界の蜷川”だからこそ実現できる豪華キャストと大規模な舞台装置はもちろんのこと、昨年上演された「じゃじゃ馬馴らし」でのオール男性キャストなど、一作ごとに趣向を凝らし、そのたびに演劇界の話題をさらっているシリーズの待望の最新作だ。日本公演の後は、ロンドン・オリンピックに合わせて開催される「カルチャル・オリンピアード」の一環として行われる「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」での上演も決定するなど、日本のみならず世界が注目している。

 その大舞台で主演を務めるのは、これが4度目の蜷川作品出演となる阿部寛と日本演劇界を代表する女優・大竹しのぶ。阿部にとっては初のシェイクスピア、初の海外公演と初めて尽くしとなる。蜷川とのタッグは、2009年の舞台「コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ」以来となるが、19世紀のロシアを舞台に複数の登場人物がそれぞれドラマを展開していく同作でも見事に主演を務めきった阿部だけに、本作での演技にも期待大。大竹とのロマンス劇が中心となるので、2人のコンビネーションにも注目だ。

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 脇を固めるのは、「血は立ったまま眠っている」でも蜷川作品に出演した窪塚洋介、「コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ」「ファウストの悲劇」の勝村政信、若手俳優の中では際立った活躍を見せる浦井健治、同シリーズ常連の吉田鋼太郎、鳳蘭など、誰が主演を務めてもおかしくない面々。蜷川オールスターズといっても過言ではない出演陣には、今から期待が高まろうというもの。シェイクスピア作品の中では決して知名度の高い作品とはいえない『シンベリン』を蜷川がどのように世に送り出すのか。楽しみで仕方がない。(編集部・福田麗)

彩の国シェイクスピア・シリーズ第25弾「シンベリン」は4月~5月に彩の国さいたま芸術劇場大ホールほか日本公演 5月29日~6月2日にロンドン公演

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