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トロント映画祭、U2と『コクリコ坂から』で盛大に開幕!熱狂的なジブリファンが結集

第36回トロント国際映画祭

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トロント映画祭で舞台あいさつに立った宮崎吾朗監督
トロント映画祭で舞台あいさつに立った宮崎吾朗監督 - Photo:Akemi Nakamura

 9月8日(現地時間)、カナダ・トロントにて第36回トロント国際映画祭が開幕した。初日を華やかに飾ったのは、U2のドキュメンタリーで、『不都合な真実』のデイヴィス・グッゲンハイムが監督した映画『フロム・ザ・スカイ・ダウン(原題)/ From the Sky Down』。トロント映画祭がドキュメンタリー映画で開幕するのはこれが初めてということだ。

 ちなみに、トロント映画祭は、今年36年を迎えるが、U2もバンドを結成してからちょうど36年になるということ。映画は、「アクトン・ベイビー」の制作時を中心に描かれていて、解散の危機に陥っていたバンドが「アクトン・ベイビー」を作ることによって救われたという物語になっていた。

 また、『コクリコ坂から』の上映も、会場には熱狂的なジブリファンが結集して満席。上映の後に、宮崎吾朗監督がファンの質問に答えてくれることになっており、ファンからは、「ジブリの未来は?」から、「若いアニメーターにどのようなアドバイスをするか?」など幅広い質問が次々に飛んだ。

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 ちなみに、監督は熱狂的なファンの列ができてしまい、一緒に写真を撮ったり、サインをしたりとファンに応えていた。また、U2のほうも、サインを求めるファンに可能な限り丁寧にサインしていたのが印象的だった。

 映画祭は18日まで続く。ジョージ・クルーニーからブラット・ピットなどが参加するほか、音楽会においては、マドンナも監督作の上映をする予定だ。(取材・文:中村明美)

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