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宮古島のおばあたちの神秘的な歌声がスイスから世界に響き渡る-第64回ロカルノ映画祭

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大西功一監督とプロデューサーの久保田麻琴
大西功一監督とプロデューサーの久保田麻琴 - Photo:Miyuki Takamatsu

 宮古島に古くから残る神唄と、その伝統を継承する宮古島の人たちを描いた『スケッチ オブ ミャーク』が、第64回ロカルノ映画祭の批評家週間にて上映、宮古島のおばあたちの神秘的な歌声が、ほぼ満員の会場を包みこんだ。

 大西功一監督とプロデューサーの久保田麻琴氏は、12年ほど前に久保田氏が旧知の仲である細野晴臣氏とハリー&マックとして手掛けたアルバム「ルイジアナ珍道中」(1999年)のPVを大西監督が担当した縁で公私共に付き合いがあり、数年前からは宮古島の音楽に魅せられていた久保田氏から宮古島の話を聞いたのが、本作を撮るきっかけになった。久保田氏の監修のもと、宮古島の貴重な音源を入れ込み、宮古島の伝統的な祭事を記録、見事に後世に残るドキュメンタリーに昇華している本作は、ロカルノ映画祭の会場では、上映終了と同時に大きな拍手があがり、思わず会場にいた久保田氏と大西氏が舞台に飛び出してしまったほど。大西氏いわく「本作の製作や311の震災を体験した今、失ってはいけないものがあることを考えさせられた。今後もドキュメンタリーにとらわれず、自分の良心に従って映像を作っていくべきだと確信した。」本作は、11月4日に宮古島で1日限定のお披露目公開が決定しており、順次公開していく予定。(取材・文:スイス特派員・高松美由紀)

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