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惜しまれながら終了した「鋼の錬金術師」待望の劇場公開初日にキャスト・観客が歓喜!

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村田和也監督、朴路美、釘宮理恵、坂本真綾、三木眞一郎
村田和也監督、朴路美、釘宮理恵、坂本真綾、三木眞一郎

 2日、映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』の公開初日舞台あいさつが新宿ピカデリーで行われ、出演者の声優・ 坂本真綾、朴路美、釘宮理恵、三木眞一郎、そして村田和也監督が登壇し、多くのファンに愛されてきた同作と役柄に対する深い思いをそれぞれ語った。

映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』写真ギャラリー

 これまでアニメ・映画で主人公のエドワード・エルリックの声を演じ続けてきた朴は、登場時からいきなりハイテンション。大拍手で一同を迎え入れた観客たちに対し「本当にみんなかわいい! 上出来~!」とよろこびのコメントで応じた。ところが朴は、自分にとって鋼の錬金術師がどういう存在か聞かれると「重たい存在です。劇場化と聞いてうれしい気持ちがあったが、結果わたしのすべてを持っていかれたみたいな」と苦笑する。と言っても、もちろんネガティブな思いではないようで「始まる前は重たいと思うが、始まってしまうと『久しぶり! あざーっす、エド様』みたいな感じになる。わたしはわたしの次元、エドはエドの次元でいて、瞬間的に世界観が繋がって『よう、エド。よう、パク』っていう感じですね」と、独特の言い回しでエドワードとの関係を語った。

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 原作のマンガとテレビアニメが2010年に完結した「鋼の錬金術師」だが、今回映画化された経緯について、村田監督は「ファンの皆さんがさみしい思いをしていたが、作り手のチームにもこのままお別れなのはさみしいという気持ちがあって、今回の企画に繋がりました」と説明する。主要キャラの声を演じ続けてきた三木は、それを聞いて「これはさみしがりの大人がよってたかって作ったの? もっと健全な理由がなかったのか?」とジョークを飛ばしつつ「劇場版になると聞いていたので、すぐ立ち上がれるようにスタンバイしていた。スタジオにレギュラーメンバーが集まれば、緊張感で『鋼の錬金術師』のテンションになるし、改めてどうということはないですね」と作品との一体感を感じさせるコメントをした。

 そして、本作に重要なゲストキャラクターとして参加している坂本は、「レギュラーの皆さんが、長い時間をかけて作ってきた中にポンと入るのは、ものすごいプレッシャーだった。いただいた台本がぶ厚くて、これはその(作品と年月の)重みなんだと感じて緊張しました」と当初のプレッシャーを明かす。ところが現場に入ってからはすっかりメンバーとも打ち解けたようで「(釘宮と)ずっと女子トークしていましたね」と朴に暴露されてはにかんでいた。

 『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』は「ホワイトアウト」などの小説家・真保裕一が脚本を手掛け、荒川弘原作の大ヒットコミック「鋼の錬金術師」を映画化。錬金術というタブーに見入られた兄弟の壮絶な運命の行く末ときずなを映し出す。(肥沼和之)

映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』は本日より新宿ピカデリーほか全国公開

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