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ニコニコ動画への映画の無断投稿で逮捕者!動画共有サイトでは初の事例

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違法アップロードは犯罪です!
違法アップロードは犯罪です! - 日本国際映画著作権協会オフィシャルサイト

 日本国際映画著作権協会(JIMCA)は24日、人気動画投稿サイト「ニコニコ動画(原宿)」に無断で映画をアップロードしていた男が著作権法違反で逮捕されたとオフィシャルサイトで報告している。同容疑者については、2010年夏より同協会がニコニコ動画(原宿)を運営する会社を通して再三警告を送っており、今年はじめに警察に相談していた。日本国内で動画投稿サイトに映画を無断アップロードして逮捕されるのはこれが初めてのこととなる。

 JIMCAの広報担当者によると、今回の容疑者については、2010年の夏にJIMCAがネットパトロール中に発見。ニコニコ動画(原宿)に複数のアメリカ映画を権利者で無断にアップロードしていたという。その後、JIMCAの要請を受けた同サイトの運営会社が改善を図ったものの、反省の色が見られなかったため、JIMCAは警視庁サイバー犯罪対策課に相談。今回の逮捕となった。警察の調べに対し、容疑者は国内外の映画40作品以上を違法にアップロードした事実を認めている。

 大容量のファイル転送を可能にする高速のインターネット回線が普及しているだけに、同様の事例は今後ますます増えていくものと予想される。それに対してJIMCAの広報担当者は、「同様の対応をしていくと思います」とコメントし、とりわけ今回の事例に対して同サイトの運営会社が協力的だったことを明かした。

 日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、主に映画作品に対しての著作権侵害行為の防止活動、著作権思想の普及を目的に、モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)の全面的支援を得て、さまざまな活動を行っている組織。同オフィシャルサイトには多くの著作権侵害の事例が掲載されており、動画投稿サイトへの違法アップロードでの逮捕は今回が初めてであるものの、ファイル共有ソフトや海賊版DVDを用いた違反が後を絶たないことを思い知らされる。オフィシャルサイト上には、著作権法をよく知らない人へのための解説ページも用意されているので、一度目を通しておくことをぜひオススメしたい。(編集部・福田麗)

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