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間寛平、アースマラソンで世界中の人に助けてもらった「困っている人がいれば、全力で助ける」人間の本能は優しさ

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「困っている人がいれば、全力で助けてあげる」という気持ちが大事と語った間寛平
「困っている人がいれば、全力で助けてあげる」という気持ちが大事と語った間寛平 - (C)沖縄国際映画祭

 第3回沖縄国際映画祭で、マラソンで地球1周をするという偉業を成し遂げた間寛平を追った映画『ラン アンド ラン』のトークショーが行われ、今年1月21日に日本にゴールしたばかりの間が登場した。

 当時の写真をスライド上映しながら2年以上もの旅を振り返った間は、旅先で感じた人々の「優しさ」について語った。「僕が訪れた国で、人々が一番親切だったのはイランです。イラン……と聞くと、何だか中東の怖いイメージがあるかもしれませんが、あの国ほど人が優しい国はない。僕がつらそうな顔で走っていると、自転車に乗ったおじいちゃんが、乗っていけ! って言ってくれたりする。もちろん、アースマラソンの最中だから丁重に断りましたが」と笑いを誘う心温まるエピソードを紹介。「一番心に残っているのは、栄養つけて頑張れってみんなが家からいろんなものを持ってきてくれたこと。中にはちょっと腐っているのもあったけれど、腐っているからこんなもんいらん! っていう気持ちにはならないんです。イランの人は逆にちょっと腐っていても、その部分を取って食べられるのなら、家にある食べ物全部を僕にあげようと、そういう気持ちで持ってきてくれる。“困っている人がいれば、全力で助けてあげる”という、その気持ちが一番大切なんです」。

 間寛平は、阪神淡路大震災が起きた1995年、神戸から東京までの約500キロを24時間テレビのチャリティマラソンランナーとして走り抜き、被災した関西の人々に勇気と元気を与えた。その阪神淡路大震災で自宅を失った経験を持つ間は、「東北の人たちを励ますために、自分にできることは何でもしたい」という。気仙沼市で被災したサンドウィッチマンにすぐに連絡を取り、「できることはなんでもするから」と伝え、状況が落ち着き次第、被災地で吉本新喜劇を無料開催することを吉本興業に提案するなど、お笑い芸人として、被災地のためにできることを模索し続けている。この日も間は、来場者に募金を訴えた。(編集部・森田真帆)

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