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犯罪心理学の専門家が、海外サスペンスドラマの魅力を徹底分析! ウソを見破る方法も伝授!

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専門家のお墨付き!リアルとエンターテインメントが融合したドラマ「クリミナル・マインド」-越智啓太教授
専門家のお墨付き!リアルとエンターテインメントが融合したドラマ「クリミナル・マインド」-越智啓太教授

 日本でも大人気の海外サスペンスドラマ「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」シリーズ。犯罪心理学の研究者であり、犯罪をテーマとしたテレビドラマの監修なども務める法政大学文学部心理学科教授の越智啓太氏が、専門家ならではの視点で本作の魅力を語った。

 FBI(アメリカ連邦捜査局)のエリート・プロファイラーたちが異常犯罪の謎に挑む本作について、「日本の犯罪ドラマとは違った魅力がある」と語る越智教授。その一番の違いは、「犯人側よりも捜査側にスポットを当てる思い切りの良さ」なのだという。「日本のドラマは犯人の人間性や犯行の動機など、ドロドロとした愛憎のもつれを描くことが多いのですが、このドラマの犯人像は至ってシンプル。それよりも、捜査チームがどうやって犯人にたどり着くか、捜査のプロセスを興味深く描いていて、日本とはストーリーの作り方が根本的に違うんです」と、現在放送中のドラマ「CONTROL 犯罪心理捜査」ほか、日本のテレビドラマの監修も務める越智教授ならではの見解を披露。さらに、「科学捜査ではなく心理捜査をリアルに描いているドラマは今までなかったから、そこも新しい感じがしますし、捜査官たちの人間関係や過去の体験を掘り下げているところも面白いですよね」と人気の理由を鋭く分析した。

 また、本作で描かれる心理捜査がどれほどリアルなのか聞いてみたところ、「このドラマのプロファイリングは、FBI方式といって、FBIの捜査で本当に使用されている方法なんです。例えば、連続殺人犯のタイプを“秩序型”と“無秩序型”の2種類に分類したり、性犯罪者やテロリストたちを種類別に分けるシーンが登場しますが、そのタイプ分けは全部本物なので、ぜひ注目してほしいですね」とのお答え。ただし、実際のプロファイリングはデータ分析などのデスクワークが中心なのだそうで、「現実はドラマよりずっと地味だと思いますよ」と苦笑する越智教授。地道な心理捜査をスリル満点のエンターテインメントに昇華させてしまう大胆な演出こそ、「クリミナル・マインド」シリーズの魅力なのかもしれない。

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 最後に、犯罪者の心理を知り尽くした越智教授が、一般人でも知人のウソを見破れる方法を伝授。ポイントはズバリ、「動作を観察すること」なのだそうだ。「ウソをつくときって相手にばれないように注意して話すから、体の動きが散漫になってしまうんです。だから、手や足が普段と違う動きをしているときは、ウソをついている可能性が高いんですよ」とのことなので、友達や恋人の話が怪しい! と思ったときは、手足が不自然に動いていないかチェックしてみよう。

 最強の捜査チームが犯行現場の様子から犯人像をプロファイリングし、凶悪事件を解決していく「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」シリーズで、心理捜査の面白さを存分に体感してほしい。

「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」シーズン4はDVD全国レンタル中。コレクターズBOX Part1、2は発売中(税込み 各10,500円)

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