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黒沢年雄、大腸がんだけでなく、膀胱がんも克服していたことを告白!

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病に侵されても、常に前向きに生きてきた!!-黒沢年雄
病に侵されても、常に前向きに生きてきた!!-黒沢年雄

 1992年に大腸がんにかかり、闘病経験のある俳優・黒沢年雄が、その闘病の記録をつづった書籍「二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由」の出版記念記者会見が講談社で行われ、黒沢が2008年に2度目のがんを宣告されていたことを明かした。

黒沢年雄主演映画『逢えてよかった。』場面写真

 約3年前、血尿が出たことがきっかけで知人の医師に相談したという黒沢。最初は楽観視していたそうだが、心配した医師の勧めで検査をした後に「膀胱(ぼうこう)がんです」と告げられ、その翌日に手術を行っていたことを明かした。現在がんは完治しており、すっかり健康に生活しているとのことで、記者から「怖くなかったのか?」という質問が飛ぶと「できものができたので取れば良いという感じでした。盲腸より怖くないです」ときっぱり。「1回目のときはショックで泣きもしたが、早期発見をすれば99パーセント大丈夫ということがわかっていましたので」と満面の笑顔で回答した。

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 2度目のがんをこれまで公表しなかったことについては、「1回目のがんのときは大変な騒ぎになって、あいつを使って大丈夫なのだろうか? と思われて仕事がなくなってしまった。その二の舞を踏みたくなかった」と前回の苦労が理由であると説明。また、がんになっても明るく生きる秘けつについて尋ねられると「だって明るく生きないと損じゃないですか? 幸せになるのも成功するのも全部自分自身。だから僕は嫌な人の前に行かないし話も聞かない。悩みもあるけど考えないようにしている。才能もないのに芸能界で生きているのは、この性格のおかげかなと思います」と前向きな考えが大事であると語った。さらに「僕の大親友も肺がんで亡くなった。同じ病で苦しんでいる人に(がんを)早期発見していただければ、お役に立てるかなと思って書きました」と思いのこもったコメントで本書をPR。集まった報道陣に対しても積極的にがん検診を受けるよう勧めていた。

 本書は2度にわたってがん告知を受けたにもかかわらず、苦境を生き抜いてきた黒沢が、その秘けつを破天荒な人生と共につづった人生論。

書籍「二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由」は講談社より本日2月17日発売(税込み1,500円)

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