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記者が大失笑!シャロンの「もう帰る!」とアラン・ドロンの浮かれっぷり!

第60回カンヌ国際映画祭

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この撮影をしている最中、シャロンはレッドカーペットの入り口で待機していました。
この撮影をしている最中、シャロンはレッドカーペットの入り口で待機していました。 - (C) Kazuko Wakayama

 現地時間20日、第60回カンヌ国際映画祭記念映画『To Each his Own Cinema』(原題)の公式上映にゲストとして現れた大物俳優二人が、ちょっとした笑いのタネになっている。

 一人目は、米女優シャロン・ストーン。この日の主役は『To Each his Own Cinema』(原題)に参加した北野武監督ら35人の巨匠たち。主役は、観客らが会場入りした一番最後にレッドカーペットに上がるのがカンヌでのしきたりとなっているが、ストーンは巨匠たちの直後に会場に到着。そのため、巨匠たちの写真撮影が一通り終わるまで、レッドカーペット入り口で待たされることになった。

 しかし、この日の主役は32人と大人数のため、なかなか撮影が終わらない。約20分間待たされたストーン様は、すっかりご機嫌ななめになってしまい「もう、帰るわ!」と険しい表情をしながら自身のエージェントと一悶着。その様をテレビカメラにしっかり捕らえられ、会場内の大スクリーンに映し出されてしまったのだ。

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 エージェントが何とかストーンをなだめてレッドカーペットの上を歩き始めたが、写真撮影に応じているときの笑顔が、どこか引きつっていたのは言うまでもない。

 そのストーンの後に現れ、この日の大トリを務めたのが、仏俳優アラン・ドロン。ドロンは今年4月、軽い心臓病のため舞台公演を休止し、体調が心配されていた。ドロンがモデルのヴィアンカ・ディ・ソフィアとともに車で到着すると、沿道のファンからは“アラン・コール”が巻き起こる熱狂ぶり。それに気を良くしたのか、大きく手を振りながら声援に応えていたが、右胸には“STAR”と書かれたバッジがキラキラと光っていた。昨年まで「カンヌのレッドカーペットは二度と歩かない」と公言していただけに、「この浮かれっぷりは何なんだ!?」とフランス人記者からも失笑が漏れていた。

第60回カンヌ国際映画祭コンペ作品 cinematoday.jp

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